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原博実副理事長が『サッカーダイジェスト』企画を参考に今季のJリーグを大予測!「インパクトは一番」と答えたチームは?

サッカーダイジェストWeb編集部

2020.02.14

14日にはJリーグ「キックオフカンファレンス」が開催された。開幕がいよいよ近づいてきた。写真:徳原隆元

Jリーグの公式YouTubeチャンネルでは、毎回Jリーグ副理事長の原博実氏がMCを務める情報番組「JリーグTV」を展開。2月5日、13日には、『サッカーダイジェスト』2月13日号(1月27日発売)の特集企画「J1&J2リーグ戦力充実度ランキング」を参考にして、2020シーズンの注目選手や見どころを独自の視点から紹介している。

今回の『サッカーダイジェスト』の同企画では、昨シーズンに3連覇を逃した川崎フロンターレと、無冠に終わった鹿島アントラーズが同ポイントで1位にランクされた。

原氏はキャンプでも視察した川崎について「去年よりも、さらにアグレッシブに行こうとしている。ACLがなくなったことで、それが余計に加速している」と評価。そうしたチームにおける注目の選手としては、「脇坂や旗手といった若い奴らがチームをワンランク新しいステージに上げていく」「山根はけっこうやると思う」と、個人名を挙げつつコメント。そのうえで「練習試合なんかを見ていると、今までよりももっと前から攻撃的な守備をするのではないか」と予測を立てている。

一方、今オフに戦力を大きく入れ替えた鹿島については、「チームをガラッと変えてきた。今後5年、10年をにらんだ新しくチームを作り直そうとする変え方」と話し、このオフの動きに衝撃を受けたようだ。さらに「プレーオフは残念だったが、今年はACLに出ないことによって、ルヴァンで新しい選手も試せる。ザーゴという日本のサッカーも世界のサッカーも知っている指導者のもとで、新しくチームを作っていこうとしている」と、ACLに出場しないこともチーム作りを進めるうえで追い風になるとし、注目選手にはACLプレーオフで奮闘した新加入の永戸勝也や広瀬陸斗、さらにはプレシーズンの試合で得点を挙げている東福岡高出身の荒木遼太郎などの若手を挙げた。

ただし、多くの優秀な若手が加入し、横一線の競争が激化するなかで「すごく楽しみではあるけど、最初からうまくいくとは限らない。そんなに簡単にひゅっと上にはいけないかもしれない」と、鹿島が苦戦する可能性もあると予想。それでも、「ただ鹿島が変わる予感がする。そういう面ではインパクトは一番ある」と常勝軍団の変化に期待を寄せていた。

「JリーグTV」では、5日に前編として下位にランクされた9チームの注目株を紹介。13日に公開された後編では、9位にランクされたセレッソ大阪から順に1位の川崎、鹿島までの注目選手、見どころなどを紹介している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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【動画】原博実氏が『サッカーダイジェスト』を手に2020Jリーグを大予測!

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