現地時間9月23日にカラバオ・カップ3回戦が行なわれ、リバプールはサウサンプトンを2-1で下して次ラウンド進出を決めている。
今夏にプレミアリーグの記録を更新する移籍金で加入したアレクサンデル・イサクが新天地での初ゴールを挙げて話題を集めた本拠地アンフィールドでの一戦で、遠藤航は今季初の先発出場を果たし、中盤の底でフル出場を果たした。
データ専門サイト『FOTMOB』によれば、ボールタッチ106回でパス77回(成功69回)、チャンスメイク1回、ドリブル1回(成功)、タックル5回、シュートブロック2回、クリア4回、インターセプト2回、ボール奪取9回、デュエル17回(勝利12回)、ファウル1回、被ファウル6回というスタッツを記録し、このうち被ファウルとデュエル勝利数は両チームで最多だった。
遠藤の奮闘ぶりが窺える数字だが、一方で「失点に繋がるミス」も……。76分に自陣でのCKで、頭でクリアするはずが相手に渡してしまい、同点ゴールをお膳立てしてしまった。85分にウーゴ・エキティケが勝ち越しゴールを決めて事なきを得たものの、堅実さが売りの背番号3にしては珍しいミスとなった。
この場面について、英国の日刊紙『Daily Mail』は「この失点は残念ながら、遠藤に責任がある。CKから、相手に全くチャレンジされていない状況で彼はボールをヘディングしたが、それがそのまま危険なエリアに入ってしまい、ジョシュア・クワーシーがそれを軽く触って、シェア・チャールズが仕留めた」と指摘している。
彼らしい面とらしくない面の両方が出たこの90分間について、現地メディアの評価を見ると、『Daily EXPRESS』は10点満点の採点で及第点に満たない「5」を遠藤に与え、「普段通りに闘志剥き出しで相手選手にタックルを仕掛け、ボールも上手く扱っていた。しかしその後、本来なら簡単にクリアできたはずのCKで見せた酷いヘディングによって、セインツの同点を許してしまった」と、プレーを振り返った。
リバプールの地元紙『ECHO』は、「トレードマークの『エンドースタイル』で試合を回していた。相手の攻撃を止めるために、何度か上手くプレーを分断してみせた」と全体的なプレーに対してはポジティブな見解を示したが、「しかし、同点弾を許した場面は忘れたい出来事となった」と付け加え、採点は「6」としている。
一方、総合サイトの『Liverpool World』の採点は「5」止まりで、「前半はややぎこちなく見える場面もあったが、試合の中で徐々に馴染んでいった。後半にはある程度改善したものの、セインツのCKの場面では判断が定まらず、それが同点弾に繋がってしまった」と寸評した。
リバプールのクラブ専門サイトでは、『THIS IS ANFIELD』が「前半には幾つか雑なパスがあったが、全体的には予想通りの安定したパフォーマンスを見せており、監督にとっては頼りになる選択肢となり得る内容だった。守備面でも幾つか良い介入を見せ、後半はチームの中でも良い出来の選手のひとりだったが、不思議なクリアミスが失点に結び付いてしまった」と総括し、採点は「6」を付与している。
そして『LIVERPOO.COM』は「5」の厳しい評価を下し、「ボールに足を出すことには意欲的だが、常にボール扱いが整っているわけではなかった。何を期待できる選手かはよく分かっている。ただ、この試合では特にポゼッション時の出来が悪く、失点に直結するミスも犯してしまった」と、やはり寸評はネガティブなものとなった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】遠藤航がフル出場!カラバオ・カップ3回戦ハイライト
今夏にプレミアリーグの記録を更新する移籍金で加入したアレクサンデル・イサクが新天地での初ゴールを挙げて話題を集めた本拠地アンフィールドでの一戦で、遠藤航は今季初の先発出場を果たし、中盤の底でフル出場を果たした。
データ専門サイト『FOTMOB』によれば、ボールタッチ106回でパス77回(成功69回)、チャンスメイク1回、ドリブル1回(成功)、タックル5回、シュートブロック2回、クリア4回、インターセプト2回、ボール奪取9回、デュエル17回(勝利12回)、ファウル1回、被ファウル6回というスタッツを記録し、このうち被ファウルとデュエル勝利数は両チームで最多だった。
遠藤の奮闘ぶりが窺える数字だが、一方で「失点に繋がるミス」も……。76分に自陣でのCKで、頭でクリアするはずが相手に渡してしまい、同点ゴールをお膳立てしてしまった。85分にウーゴ・エキティケが勝ち越しゴールを決めて事なきを得たものの、堅実さが売りの背番号3にしては珍しいミスとなった。
この場面について、英国の日刊紙『Daily Mail』は「この失点は残念ながら、遠藤に責任がある。CKから、相手に全くチャレンジされていない状況で彼はボールをヘディングしたが、それがそのまま危険なエリアに入ってしまい、ジョシュア・クワーシーがそれを軽く触って、シェア・チャールズが仕留めた」と指摘している。
彼らしい面とらしくない面の両方が出たこの90分間について、現地メディアの評価を見ると、『Daily EXPRESS』は10点満点の採点で及第点に満たない「5」を遠藤に与え、「普段通りに闘志剥き出しで相手選手にタックルを仕掛け、ボールも上手く扱っていた。しかしその後、本来なら簡単にクリアできたはずのCKで見せた酷いヘディングによって、セインツの同点を許してしまった」と、プレーを振り返った。
リバプールの地元紙『ECHO』は、「トレードマークの『エンドースタイル』で試合を回していた。相手の攻撃を止めるために、何度か上手くプレーを分断してみせた」と全体的なプレーに対してはポジティブな見解を示したが、「しかし、同点弾を許した場面は忘れたい出来事となった」と付け加え、採点は「6」としている。
一方、総合サイトの『Liverpool World』の採点は「5」止まりで、「前半はややぎこちなく見える場面もあったが、試合の中で徐々に馴染んでいった。後半にはある程度改善したものの、セインツのCKの場面では判断が定まらず、それが同点弾に繋がってしまった」と寸評した。
リバプールのクラブ専門サイトでは、『THIS IS ANFIELD』が「前半には幾つか雑なパスがあったが、全体的には予想通りの安定したパフォーマンスを見せており、監督にとっては頼りになる選択肢となり得る内容だった。守備面でも幾つか良い介入を見せ、後半はチームの中でも良い出来の選手のひとりだったが、不思議なクリアミスが失点に結び付いてしまった」と総括し、採点は「6」を付与している。
そして『LIVERPOO.COM』は「5」の厳しい評価を下し、「ボールに足を出すことには意欲的だが、常にボール扱いが整っているわけではなかった。何を期待できる選手かはよく分かっている。ただ、この試合では特にポゼッション時の出来が悪く、失点に直結するミスも犯してしまった」と、やはり寸評はネガティブなものとなった。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】遠藤航がフル出場!カラバオ・カップ3回戦ハイライト
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