海外サッカー

【WSD編集部選定】世界の右サイドバックTOP10は?イングランド代表勢が大量ランクイン。1位はリバプールの生え抜き

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.02.26

左からキーラン・トリッピアー、ルーカス・クロスターマン、ファン・ギジェルモ・クアドラード、トマ・ムニエ、セルジ・ロベルト。(C) Getty Images

 現在のサッカー界で最も優れている右サイドバックは誰か?

 リバプールの快進撃を語るうえで、ライン際で戦うトレント・アレクサンダー=アーノルドとアンドリュー・ロバートソンの活躍を無視できないように、近年、サイドバックの重要性が飛躍的に高まっている。そこでワールドサッカーダイジェスト編集部では最新の「右SBランキング」を選定。TOP10を紹介する。
※Ratingは『WhoScored.com』のもので10点満点。情報はすべて2020年2月27日現在。

    ◆    ◆    ◆

10位:キーラン・トリッピアー(29歳)
(アトレティコ・マドリー/イングランド代表)
19-20国内リーグ成績:17試合出場/0得点・3アシスト
【Rating】7.13
 不似合いに思われたスペインのフットボールにもしっかりフィット。右SBの一番手として、自慢のアーリークロスでチャンスを創出し、守備でも粘り強さを発揮した。しかし、1月中旬に鼠径部の痛みでチームを離脱。その後、手術を受けて復帰は3月後半になるようだ。

9位:ルーカス・クロスターマン(23歳)
(RBライプツィヒ/ドイツ代表)
19-20国内リーグ成績:22試合出場/2得点・1アシスト
【Rating】6.93
 アーセナルやスペインのビッグ2が興味を示すドイツの成長株。スピードに乗った突破や粘り強い守備が特長で、攻守に隙がない。いまや代表でも必要不可欠な戦力だ。
 
8位:ファン・ギジェルモ・クアドラード(31歳)
(ユベントス/コロンビア代表)
19-20国内リーグ成績:22試合出場/1得点・2アシスト
【Rating】7.05
 長くウイングを主戦場にしてきたが、今シーズンから右SBに本格コンバート。組み立てから崩しの貢献度が高く、持久力も申し分がない。あとは守備の軽さを改善できれば……。

7位:トマ・ムニエ(28歳)
(パリ・サンジェルマン/ベルギー代表)
19-20国内リーグ成績:16試合出場/0得点・2アシスト
【Rating】6.94
 怪我が多くやや継続性に欠けるものの、190cmの巨体を利したダイナミックな攻め上がりと1対1の守備は迫力満点だ。フィニッシュに絡む攻撃センスと大胆さも。
 
NEXT
PAGE
1位は推定市場価格が1億ユーロを超えるリバプールの生え抜き‼