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海外サッカー

ファン・バステン、ロナウド、エムバペ ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~ストライカー編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.05.31

90年代に活躍したファン・バステン(右)とロナウド(左)。写真:REUTERS/AFLO

90年代に活躍したファン・バステン(右)とロナウド(左)。写真:REUTERS/AFLO

 ファン・バステン、ロナウド、イブラヒモビッチ、レバンドフスキ、そしてエムバペ――。豪華絢爛な「超ワールドクラス」ストライカーの歴史を、各年代に分けて振り返っていこう。

■1990年代
◆ジョージ・ウェア(元リベリア代表)
 規格外の身体能力でゴールを強襲。選考対象が「欧州の選手」から「欧州でプレーする選手」に広がった95年のバロンドールに輝く。18年から大統領を務めるなどリベリアでは文字通りの国民的英雄だ。

◆マルコ・ファン・バステン(元オランダ代表)
「聖なるマルコ」の愛称で親しまれた史上屈指の9番。世界最強を誇ったサッキ時代のミランとEURO88を制覇したオランダ代表で絶対的エースに君臨し、バロンドール受賞3回は史上3位タイだ。
 
◆ロナウド(元ブラジル代表)
 バルサ時代とインテル1年目のパフォーマンスは、まさに怪物。怪我から復活した02年W杯で得点王&優勝に輝き、銀河系マドリーでもエースを張った。サッカー史上で三本の指に入るストライカーだ。

◆ガブリエル・バティストゥータ(元アルゼンチン代表)
 フィオレンティーナで一時代を築き、ローマではスクデットに貢献。世界最強時代のセリエAで、344試合・200得点(平均0.58ゴール)と類稀な決定力を見せた。代表通算54点はメッシに次ぐ歴代2位だ。

◆ロマーリオ(元ブラジル代表)
 ドリームチーム末期のバルサで得点源を担い、セレソンを世界制覇に導いた94年W杯では大会MVPに。167センチの小兵ながら図抜けた瞬発力と技巧を誇り、キャリアの通算得点は1000ゴールを超える。
 

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