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海外サッカー

ファン・バステン、ロナウド、エムバペ ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~ストライカー編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.05.31

2000年代に活躍した、アンリ(左上)、エトー(左下)、イブラヒモビッチ(右)。写真:WORLD SOCCER DIGEST,Getty Images,Alberto LINGRIA

2000年代に活躍した、アンリ(左上)、エトー(左下)、イブラヒモビッチ(右)。写真:WORLD SOCCER DIGEST,Getty Images,Alberto LINGRIA

■2000年代
◆ディディエ・ドログバ(元コートジボワール代表)
 敵を弾き飛ばす圧巻のパワーと豪快なフィニッシュでゴールを量産。CLの92試合出場と44得点はいずれもアフリカ人選手で歴代最多だ。弱小だったコートジボワールを3度のW杯出場に導いた功績も。

◆アンドリー・シェフチェンコ(元ウクライナ代表)
 セリエA得点王&スクデットの04年にバロンドールを受賞。CLでもD・キエフとミランで1度ずつトップスコアラーに輝いた。「ウクライナの矢」と評されたダッシュ力と振り足の速さが大きな魅力だった。

◆サミュエル・エトー(元カメルーン代表)
 バルサ最終年とインテル1年目の2シーズン連続3冠は、サッカー史上初の金字塔。「黒豹」の愛称通り、規格外の瞬発力を誇った。カタールSCでのプレーを最後に、昨夏に38歳でキャリアを閉じる。

◆ティエリ・アンリ(元フランス代表)
 ヴェンゲル時代のアーセナルで、左45度から巻き込むビューティフル弾を連発する。92年創設のプレミアリーグで得点王4回は歴代1位、通算175ゴールは同6位だ。フランス代表で51得点も史上最多。
 
◆ズラタン・イブラヒモビッチ(元スウェーデン代表)
 巧くて強い規格外のパフォーマンスは、38歳となった今も健在だ。インテル時代の恩師マンチーニ監督も最近、「史上最高のストライカーのひとりで、メッシやC・ロナウドと同じレベル」と激賞した。

◆ダビド・ビジャ(元スペイン代表)
 パートナーやポジションを選ばない「万能型ストライカー」の先駆け的な存在だ。EURO08と10年W杯を“連覇”したスペイン代表の黄金期にトーレスとダブルエースに君臨し、通算59得点は同国歴代1位。

◆ルート・ファン・ニステルローイ(元オランダ代表)
 常にペナルティーエリアの幅で動き、クロスを両足と頭で豪快に叩き込む。プレミアとリーガで1度ずつ、そしてCLで3度もトップスコアラーに輝いた通り、2000年代を代表するCFのひとりだった。
 

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