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海外サッカー

ファン・バステン、ロナウド、エムバペ ―― 過去30年の「超ワールドクラス図鑑」~ストライカー編

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020.05.31

2010年代に活躍するエムバペ(左上)、スアレス(左下)、レバンドフスキ(右)。写真:Getty Images

2010年代に活躍するエムバペ(左上)、スアレス(左下)、レバンドフスキ(右)。写真:Getty Images

■2010年代
◆キリアン・エムバペ(フランス代表)
 18歳でCLベスト4、19歳でW杯優勝と出世街道を爆走し、あっという間に超ワールドクラスの称号を手にした怪童。遠からずメッシとC・ロナウドから、「世界ナンバーワン」の座を引き継ぐはずだ。

◆ハリー・ケイン(イングランド代表)
 17-18シーズンは年間41得点を挙げ、続く18年W杯でもトップスコアラーに。組み立てからフィニッシュまで攻撃の全局面に絡むプレースタイルは、イブラやベンゼマ、レバンドフスキの系譜に連なる。

◆カリム・ベンゼマ(フランス代表)
 仕掛けやアシストもハイクオリティーないわゆる「9.5番」タイプだ。もちろん決定力も高く、マドリーでの過去10シーズンで年間20ゴール超は7回を数える。32歳になった現在もトップレベルを維持。

◆ルイス・スアレス(ウルグアイ代表)
 アグレッシブかつ狡猾なうえ、フィニッシュパターンが多彩。14年と16年には欧州ゴールデンシューに輝く。スペースメーキングやアシストも秀逸で、「メッシのパートナー」としては歴代最高だろう。
 
◆ロベルト・レバンドフスキ(ポーランド代表)
 ポーランド3部リーグでプロデビューし、ドルトムントとバイエルンでの活躍で世界的な名声を掴んだ叩き上げ。近年は直接FKからのゴールもレパートリーに加えるなど、三十路を過ぎても進化中だ。

◆セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表)
 マンC勃興の象徴的なエースで、公式戦254ゴールはクラブ史上1位。1試合平均0.69ゴール(261試合・180得点)とハットトリック13回はいずれもプレミア記録だ。173センチながら当たり負けしない。

構成・文●ワールドサッカーダイジェスト編集部

※『ワールドサッカーダイジェスト』2020年5月21日号より転載
 
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