海外サッカー

マンUやアーセナルが参戦!堂安、中島、長谷部らも出場するヨーロッパリーグを展望!

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019.09.19

ELの優勝候補に挙がるマンU(左上)とアーセナル(右上)。中島(左下)や長谷部(右下写真左)ら日本人選手の活躍にも注目が集まる。(C) Getty Images

 現地時間9月19日、欧州の覇権を懸けたもうひとつの戦い、ヨーロッパリーグ(EL)が開幕する。

 優勝にあと一歩のところまで迫りながら、ファイナルでチェルシーに敗れて涙を呑んだアーセナル(イングランド)は、昨シーズン4強のフランクフルト(ドイツ)とF組で同居。もっとも、グループ内では一頭地を抜く存在で、ダニ・セバジョスや二コラ・ペペ、ダビド・ルイスを加えたこの夏の補強で戦力アップも実現しており、順当にベスト32に駒を進めるはずだ。

 そのアーセナルとともに優勝候補に挙がるマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)はL組に組み込まれた。アスタナ(カザフスタン)、パルチザン(セルビア)、AZ(オランダ)と侮れない相手が揃うものの、タレントの質と量で他を圧倒するだけに、このステージで姿を消すとは考えにくい。
 三つ巴の様相を呈しているのがJ組だ。そのユナイテッドからクリス・スモーリングを獲得し、エースのエディン・ゼコと契約を延長したローマ(イタリア)、3年ぶりに欧州の舞台へ帰ってきた古豪ボルシアMG(ドイツ)、アルダ・トゥランやロビーニョなど実力者を擁するインスタンブール・バシャクシェヒル(トルコ)が同居する激戦区である。

 フランクフルトの長谷部誠や鎌田大地をはじめ、ポルトに移籍した中島翔哉など今シーズンは日本人も数多く参戦。PSV(オランダ)に移籍した堂安律は強豪スポルティング(ポルトガル)と同じG組で、ヘント(ベルギー)に復帰した久保裕也はヴォルフスブルク(ドイツ)やサンテティエンヌ(フランス)など難敵揃いのI組で勝ち抜けを狙う。

【ELのスケジュール】
●グループステージ
第1節:2019年9月19日
第2節:10月3日
第3節:10月24日
第4節:11月7日
第5節:11月28日
第6節:12月12日

●決勝トーナメント
ラウンド・オブ32 第1レグ:2020年2月20日/第2レグ:2月27日
ラウンド・オブ16 第1レグ:3月12日/第2レグ:3月19日
準々決勝 第1レグ:4月9日/第2レグ:4月16日
準決勝 第1レグ:4月30日/第2レグ:5月7日
決勝:5月27日 会場=スタディオン・エネルガ・グダニスク(グダニスク/ポーランド)

※『ワールドサッカーダイジェスト9月19日号』より転載・一部修正