９月18日に、SC相模原に所属する稲本潤一が40歳の誕生日を迎えた。この日の夜に自身のSNSで、「今日で40歳になりました。30代最後の週に、産まれて初めて食べたあんず飴で歯の詰め物がとれ、40代初日に寝坊しちゃった(練習には間に合いましたw)稲本を今後もよろしくお願いします」と、火の灯ったバースデーケーキを持った姿をアップした稲本の元には、新旧の日本代表や、チームメイト達からのメッセージが届くなど反響を呼んでいる。

　日本代表の長友佑都は「イナさん、おめでとうございます」とコメント。元日本代表の松井大輔は「おめでとうごさいやす。早く家呼んで～」、先日ガンバ大阪に一日復帰し引退を発表した、同年齢の播戸竜二は「まだまだ若いね！バンバン行って」と反応。昨年までコンサドーレ札幌でチームメイトだったタイ代表のチャナティップからも「Happy birthday brother」と祝福された。以前所属していたイングランドのフルアムの公式SNSからも「Happy birthday! Visit us soon!」とコメントが届いた。

「えっ40歳なんですか！？ 全然見えませんでした！(笑)」
「もう40か。。。これからも現役続行！頑張ってください！！」
「10代の頃からまさか40代になっても応援出来るとは思いませんでした。まだまだ現役私の希望です」
とファンからのメッセージも寄せられた。 　稲本は今シーズン相模原で5試合に出場し１得点を記録している。6月15日、12節のガンバ大阪U-23戦で移籍後初ゴールを決め、J3リーグ戦最年長得点記録を39歳8か月28日に更新した。

　今シーズンも現役を続けている40歳以上のJリーガーには、横浜FCの三浦知良（52歳）、中村俊輔（41歳）、南雄太（40歳）のほか、アスルクロラ沼津の中山雅史（52歳）と伊東輝悦（45歳）、水戸ホーリーホックの本間幸司（42歳）らがいる。来年40歳を迎えるのは、ガンバ大阪の遠藤保仁、川崎フロンターレの中村憲剛、FC琉球の小野伸二、V・ファーレン長崎の玉田圭司などだ。

　ひとつの節目ともいえる40歳を迎えた稲本のこれからの活躍にも期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部