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海外サッカー

チャンピオンズ・リーグの豆知識!スタジアム、トロフィー、賞金など押さえておきたい情報が満載!

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019.09.21

「ビッグイヤー」と呼ばれる優勝トロフィー。その製作費は……。(C)Getty Images

「ビッグイヤー」と呼ばれる優勝トロフィー。その製作費は……。(C)Getty Images

 ついに現地時間9月17日、2019-2020シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)が開幕した。ここでは、気になるファイナルの会場や勝利チームが手にする賞金、選手登録のルールなど、押さえておきたい豆知識を紹介する。※情報は2019年9月14日現在。1ユーロ=約125円

    ◆    ◆    ◆


Point1:賞金・配分金
【グループステージ】
●出場賞金:1525万ユーロ(約19億円)※32チームに一律に支給。
●勝利賞金:270万ユーロ(約3億3750万円)
●引き分け賞金:90万ユーロ(約1億1250万円)

【ラウンド・オブ16】
●進出賞金:950万ユーロ(約11億8750万円)※勝ち上がった16チームに一律に支給。勝利・引き分け賞金はなし。

【ベスト8】
●進出賞金:1050万ユーロ(約13億1250万円)※勝ち上がった8チームに一律に支給。勝利・引き分け賞金はなし。

【ベスト4】
●進出賞金:1200万ユーロ(約15億円)※勝ち上がった4チームに一律に支給。勝利・引き分け賞金はなし。

【決勝】
●優勝賞金:1900万ユーロ(約23億7500万円)
●準優勝賞金:1500万ユーロ(約18億7500万円)
 クラブにおける世界最高峰の大会という触れ込みどおり、賞金額も超ビッグだ。各クラブはグループステージ出場で約19億円を手にし、勝点1を積み上げるごとに約1億1250万円が加算されていく。決勝トーナメント以降もラウンドを勝ち上がるごとに賞金が上乗せされ、グループステージを全勝で切り抜けて優勝した場合の賞金総額は約103億円となる。さらに各クラブは、「マーケットプール」という各国の広告料やTV放映権料を受け取る。分配額は各国のTV市場の価値によって決定。2014-2015シーズンの例を紹介すると、優勝したバルサは約45億5000万円、準優勝のユベントスは約38億6000万円の賞金を稼いだが、マーケットプールを含めた総額では、ユベントス(約111億円)がバルサ(約76億円)を大きく上回った。

Point2:優勝トロフィー
 把手の部分が大きく、耳の形に似ていることからついた愛称が「ビッグイヤー」。高さ74センチ、重さ11キロの銀製で制作費用は約110万円と言われている。初代のオリジナルが1966年、大会5連覇を達成したマドリーの手に渡ると、これを機にデザインを一新することが決定。スイスの鋳物職人ユルグ・シュタデルマン氏、彫刻家のフレッド・ベニンガー氏によって「ビッグイヤー」が誕生した。3連覇、もしくは5回の優勝で永久保持が認められており、現在までにマドリー、アヤックス、バイエルン、リバプール、ミラン、バルセロナがその権利を手にしている。
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