10月2日にスペイン2部のサラゴサと契約解除で合意し、フリーランスとなった香川真司だが、今なお新たな所属クラブが決定していない。
最も獲得に近い位置にいるといわれていたサバデル(スペイン2部)だが、地元紙『Diari de Sabadell』が12日付の記事で「香川に対する関心は変わらないが、彼がフリーランスだということが、他のクラブの関心も引き起こした。予算に制限のあるサバデルが争奪戦に加わることは不可能だ」と報じた以降は動きがない。
スペインのメディア『eldesmarque』によれば、現在はサラゴサの自宅とクラブの練習でトレーニングを続けている香川だが、新たな移籍先の候補として、やはりスペイン2部のテネリフェの名が挙がっている。
他では、ギリシャのPAOKサロニカ、ドイツ2部のハンブルクからのオファーもあったが、彼は首を縦に振らなかったという。
また、同じくドイツ2部のデュッセルドルフも興味を示したことが明らかとなったが、クラブの首脳陣は「スキルに疑いの余地はない」としながらも、「適切な補強ではない」として、獲得に乗り出すことはないと断言したと、『transfer.markt』など多くのメディアが伝えている。
さらにこのたび、イタリアの2部ブレッシアがこの31歳の日本人の獲得に乗り出そうとしていると、同国のメディア『TUTTOmercatoWEB.com』が報じた。
昨季、あのマリオ・バロテッリを擁しながら19位でセリエA残留がならなかったクラブは、中盤の補強を望んでいるため、実績があり、移籍金を払う必要がない香川に注目したのだという。
しかし同メディアは、香川サイドが求める年俸額はブレッシアにとっては法外なものであり、これが成約することは難しいだろうと見ている。
原因は、それだけではない。何より、香川はラ・リーガでのプレーにこだわり、スペインから離れることを望んでいない。これが、彼の新天地を決める上で最大の"障壁"にもなっているとさえいわれている。
香川の執念が実るか、否か? そしてそれはいつになるのか? その去就をまだしばらく見守る必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部
最も獲得に近い位置にいるといわれていたサバデル(スペイン2部)だが、地元紙『Diari de Sabadell』が12日付の記事で「香川に対する関心は変わらないが、彼がフリーランスだということが、他のクラブの関心も引き起こした。予算に制限のあるサバデルが争奪戦に加わることは不可能だ」と報じた以降は動きがない。
スペインのメディア『eldesmarque』によれば、現在はサラゴサの自宅とクラブの練習でトレーニングを続けている香川だが、新たな移籍先の候補として、やはりスペイン2部のテネリフェの名が挙がっている。
他では、ギリシャのPAOKサロニカ、ドイツ2部のハンブルクからのオファーもあったが、彼は首を縦に振らなかったという。
また、同じくドイツ2部のデュッセルドルフも興味を示したことが明らかとなったが、クラブの首脳陣は「スキルに疑いの余地はない」としながらも、「適切な補強ではない」として、獲得に乗り出すことはないと断言したと、『transfer.markt』など多くのメディアが伝えている。
さらにこのたび、イタリアの2部ブレッシアがこの31歳の日本人の獲得に乗り出そうとしていると、同国のメディア『TUTTOmercatoWEB.com』が報じた。
昨季、あのマリオ・バロテッリを擁しながら19位でセリエA残留がならなかったクラブは、中盤の補強を望んでいるため、実績があり、移籍金を払う必要がない香川に注目したのだという。
しかし同メディアは、香川サイドが求める年俸額はブレッシアにとっては法外なものであり、これが成約することは難しいだろうと見ている。
原因は、それだけではない。何より、香川はラ・リーガでのプレーにこだわり、スペインから離れることを望んでいない。これが、彼の新天地を決める上で最大の"障壁"にもなっているとさえいわれている。
香川の執念が実るか、否か? そしてそれはいつになるのか? その去就をまだしばらく見守る必要がありそうだ。
構成●THE DIGEST編集部