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日本代表

本田圭佑、古巣ミラン発表の「FKベスト10」にランクイン!1位はズラタン弾、スソは2発がエントリー

THE DIGEST編集部

2020.11.15

本田は当時「あれが5月のベストゴールだとは思わないが、みんなが投票してくれた。嬉しい」と語っていた。(C)Getty Images

本田は当時「あれが5月のベストゴールだとは思わないが、みんなが投票してくれた。嬉しい」と語っていた。(C)Getty Images

 現在はブラジルの1部クラブ、ボタフォゴで奮闘している本田圭佑。彼がイタリアの名門ミランを退団してから3年以上が経っているが、ロッソネロの10番として披露した活躍を思い出させてくれるプレー動画を、同クラブが公式ツイッターで公開した。

 11月14日にアップされたのは、「ミランの過去10年間におけるFKベスト10」という動画で、本田は8位にランクイン。選ばれたのは、2017年5月21日に行なわれた2016-17セリエA第37節、ホーム最終戦となったボローニャ戦でのものだった。

 この試合、57分からピッチに立った本田は、ペナルティーアーク手前でのFKで左足を一閃。よくコントロールされたボールは、ゴール右隅に見事に決まり、歓喜のランニングを見せる本田をチームメイトやスタッフが祝福した。

 このゴールは、クラブによって同月の月間最優秀ゴールにも選ばれたが、同試合の後に契約満了でミラン退団を発表したこともあり、彼にとっては感慨深い一撃として記憶に残っているかもしれない。なお本人は当時、「あれが5月のベストゴールだとは思わないが、みんなが投票してくれた。嬉しい」と語っている。
 
 全順位は以下の通り。

10位:クラレンス・セードルフ(2011年4月16日・サンプドリア戦)
9位:ジャコモ・ボナベントゥーラ(2016年10月30日・ペスカーラ戦)
8位:本田圭佑(2017年5月21日・ボローニャ戦)
7位:ハカン・チャルハノール(2018年5月20日・フィオレンティーナ戦)
6位:スソ(2019年5月19日・フロジノーネ戦)
5位:ルーカス・ビグリア(2019年3月9日・キエーボ戦)
4位:ジャコモ・ボナベントゥーラ(2015年9月19日・パレルモ戦)
3位:マリオ・バロテッリ(2014年3月26日・フィオレンティーナ戦)
2位:スソ(2019年10月31日・SPAL戦)
1位:ズラタン・イブラヒモビッチ(2012年1月29日・カリアリ戦)

 ちなみに本田はミラン退団後、メキシコのパチューカに加入して世界を驚かせたが、奇しくもメキシコのメディア『mediotiempo』が14日付の記事で、「リーガMXで輝いたパチューカの日本人はどうなった?」と、本田を取り上げている。

「パチューカでは最高の攻撃の起点となり、公式戦36試合で13ゴール8アシストを記録。ファンはクラブに長く留まることを切望したが、彼はメルボルン・ビクトリーに移った」とメキシコ時代の本田を高く評価した同メディアは、「いったん欧州(オランダ・フィテッセ)に戻るも、すぐに南米大陸に渡った。定期的に変化を遂げる34歳の彼は、ボタフォゴに到達している」と現状を紹介した。

 退団からかなりの時間が経つも、古巣やそのメディアから取り上げられる本田。それが、残した足跡の偉大さを物語っていると言えるだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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