現地時間3月8日、フランクフルトは長谷部誠との契約を2022年6月まで延長したと発表した。クラブの公式HPでは、この元日本代表MFが、これまでフランクフルトで長く主力として貢献してきたことを称賛のコメントとともに紹介している。
長谷部は2014年に加入して以降228試合に出場。これは現在の所属選手の中では最多で、「リーグ2番目の高齢選手」である37歳になった今でも、今季の出場時間は1695分でチーム内4位だ。主軸としてチームを支える長谷部を、フレディ・ボビッチSDは「本に出てくるようなプロフェッショナル」と表現し、プロとしての姿勢を称えている。
「彼はとても入念に体をケアし、何よりもサッカーを優先している。この年齢で今もトッププレーヤーで、チームに欠かせない選手であるということは、何よりも彼の高いプロ意識の賜物だ。ピッチの内外で彼は完璧なリーダーであり、レベルの高いプレーヤーだ。だから、彼が来季もフランクフルトに大きな喜びをもたらし続けてくれることを、全員が確信している」
今回の契約延長について「論理的に考えて当然の決定だ」と綴ったドイツメディア『BILD』は、長谷部は今シーズンも「中盤の戦術家」として向上しているとしつつ、契約延長にはプレー面以外にも2つの理由があると考察している。
1つ目はボビッチSDも語っている通り、リーダーとしての貢献だ。主将を務めていたアブラアムが今冬に退団してからは長谷部がキャプテンマークを引き継いでおり、名実ともにリーダーとして重要な役割を果たしている。
2つ目は引退後の関係性も踏まえたものだといい、「引退後も(クラブと)良い関係を続けるであろう長谷部は、必要ならばベンチに座ることに文句はない」としている。昨年には将来のアドバイザー就任も発表され、フランクフルトでの現役引退が濃厚と見られているが、クラブ内でも高く位置付けられているようだ。
ドイツに渡って14年、ヴォルフスブルクではブンデスリーガ優勝を経験し、フランクフルトではチームをDFBカップ優勝、ヨーロッパリーグベスト4へと導いた。そして今季は、クラブ初のチャンピオンズリーグ出場権獲得を視界にとらえている。すでにドイツにおいて確固たる地位を築いた長谷部は、次はどんな功績を残してくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
長谷部は2014年に加入して以降228試合に出場。これは現在の所属選手の中では最多で、「リーグ2番目の高齢選手」である37歳になった今でも、今季の出場時間は1695分でチーム内4位だ。主軸としてチームを支える長谷部を、フレディ・ボビッチSDは「本に出てくるようなプロフェッショナル」と表現し、プロとしての姿勢を称えている。
「彼はとても入念に体をケアし、何よりもサッカーを優先している。この年齢で今もトッププレーヤーで、チームに欠かせない選手であるということは、何よりも彼の高いプロ意識の賜物だ。ピッチの内外で彼は完璧なリーダーであり、レベルの高いプレーヤーだ。だから、彼が来季もフランクフルトに大きな喜びをもたらし続けてくれることを、全員が確信している」
今回の契約延長について「論理的に考えて当然の決定だ」と綴ったドイツメディア『BILD』は、長谷部は今シーズンも「中盤の戦術家」として向上しているとしつつ、契約延長にはプレー面以外にも2つの理由があると考察している。
1つ目はボビッチSDも語っている通り、リーダーとしての貢献だ。主将を務めていたアブラアムが今冬に退団してからは長谷部がキャプテンマークを引き継いでおり、名実ともにリーダーとして重要な役割を果たしている。
2つ目は引退後の関係性も踏まえたものだといい、「引退後も(クラブと)良い関係を続けるであろう長谷部は、必要ならばベンチに座ることに文句はない」としている。昨年には将来のアドバイザー就任も発表され、フランクフルトでの現役引退が濃厚と見られているが、クラブ内でも高く位置付けられているようだ。
ドイツに渡って14年、ヴォルフスブルクではブンデスリーガ優勝を経験し、フランクフルトではチームをDFBカップ優勝、ヨーロッパリーグベスト4へと導いた。そして今季は、クラブ初のチャンピオンズリーグ出場権獲得を視界にとらえている。すでにドイツにおいて確固たる地位を築いた長谷部は、次はどんな功績を残してくれるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部