サッカー界の大スターが見せた振る舞いが物議を醸している。
騒動の発端となっているのは、現地時間3月27日に開催されたカタール・ワールドカップの欧州予選・第2節、ポルトガルが敵地でセルビアと対戦した一戦での一コマだ。2-2で迎えた後半アディショナルタイム4分、2点を先行していたポルトガルが勝ち越しの絶好機を迎えた時だった。
味方のパスに反応したクリスチアーノ・ロナウドが飛び出してきた相手GKを出し抜いて無人のゴールへシュートを蹴り込む。これを全力疾走で戻ってきたセルビアのFWアレクサンデル・ミトロビッチが決死のスライディングでカバーするも、ボールはゴールラインを割っていたように見えた。しかし、審判団はゴールを認めなかったのである。
値千金の決勝弾が無効となったC・ロナウドは激高。猛抗議の末にイエローカードを出されると、試合途中ながら「ありえない」と言わんばかりの表情を浮かべながらキャプテンマークを地面に叩きつけ、ロッカールームへと引き上げた。
試合後にC・ロナウドは自身のインスタグラムで「対処し難いときもある。国全体が害されてしまったと感じたときはなおさらだ」と釈明したものの、サッカー界屈指の大スターによる"自主退場"は小さくない波紋を広げている。
【動画】大誤審にC・ロナウドが完全にプッツン! 驚きのブチギレシーンはこちら かつてC・ロナウドと代表の一員としてプレーした経験を持つ元ポルトガル代表DFのフェルナンド・メイラは、地元紙『Record』で、「許される行動ではない」と断じた。
「クリスチアーノ・ロナウドの反応は当然だ。しかし、代表チームのキャプテンとしては絶対に許される行動ではない。試合はまだ続いているんだよ? それなのに腕章を外してドレッシングルームへと向かうべきではなかった」
さらに「彼ほどの偉大な選手ならば、なおさら許されない」と厳しい指摘を続けたF・メイラは、こう続けた。
「もちろん彼が抱いた不満は理解できる。ゴールが有効だったことには私も賛成だし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がなくても審判が正確なジャッジを下すべきだった。ただ、彼は模範を示さなければならない選手だし、あの行動は続けるべきものではない」
代表のOBからも批判されてしまったC・ロナウド。ポルトガルは現地時間3月30日にルクセンブルクとのワールドカップの欧州予選を控えているが、鬱憤を晴らす活躍を見せられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
騒動の発端となっているのは、現地時間3月27日に開催されたカタール・ワールドカップの欧州予選・第2節、ポルトガルが敵地でセルビアと対戦した一戦での一コマだ。2-2で迎えた後半アディショナルタイム4分、2点を先行していたポルトガルが勝ち越しの絶好機を迎えた時だった。
味方のパスに反応したクリスチアーノ・ロナウドが飛び出してきた相手GKを出し抜いて無人のゴールへシュートを蹴り込む。これを全力疾走で戻ってきたセルビアのFWアレクサンデル・ミトロビッチが決死のスライディングでカバーするも、ボールはゴールラインを割っていたように見えた。しかし、審判団はゴールを認めなかったのである。
値千金の決勝弾が無効となったC・ロナウドは激高。猛抗議の末にイエローカードを出されると、試合途中ながら「ありえない」と言わんばかりの表情を浮かべながらキャプテンマークを地面に叩きつけ、ロッカールームへと引き上げた。
試合後にC・ロナウドは自身のインスタグラムで「対処し難いときもある。国全体が害されてしまったと感じたときはなおさらだ」と釈明したものの、サッカー界屈指の大スターによる"自主退場"は小さくない波紋を広げている。
【動画】大誤審にC・ロナウドが完全にプッツン! 驚きのブチギレシーンはこちら かつてC・ロナウドと代表の一員としてプレーした経験を持つ元ポルトガル代表DFのフェルナンド・メイラは、地元紙『Record』で、「許される行動ではない」と断じた。
「クリスチアーノ・ロナウドの反応は当然だ。しかし、代表チームのキャプテンとしては絶対に許される行動ではない。試合はまだ続いているんだよ? それなのに腕章を外してドレッシングルームへと向かうべきではなかった」
さらに「彼ほどの偉大な選手ならば、なおさら許されない」と厳しい指摘を続けたF・メイラは、こう続けた。
「もちろん彼が抱いた不満は理解できる。ゴールが有効だったことには私も賛成だし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がなくても審判が正確なジャッジを下すべきだった。ただ、彼は模範を示さなければならない選手だし、あの行動は続けるべきものではない」
代表のOBからも批判されてしまったC・ロナウド。ポルトガルは現地時間3月30日にルクセンブルクとのワールドカップの欧州予選を控えているが、鬱憤を晴らす活躍を見せられるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部