現地時間4月4日、アゼルバイジャン・プレミアリーグの第21節が行なわれ、ネフチ・バクーは0-2でスムガイトに敗れた。
4位のチームを本拠地バクセル・アレナに迎えた首位ネフチは、守備陣が隙を突かれて開始5分で失点し、以降は反撃に転じて幾つか好機を迎えたが、逆に42分にPKを献上してリードを広げられる。後半も再三相手ゴールに迫ったものの得点には至らず、痛恨の敗北。同節で引き分けたライバルのカラバフFKに首位を明け渡してしまった。
2点のビハインドを負って迎えた後半、先月加入した本田圭佑がついに公式戦のピッチに立った。デビュー戦ながら見慣れた感のある「白黒の背番号4」(ボタフォゴ、ポルティモネンセと同じ)は、主に右サイドでのプレーで幾つかの効果的なパスやクロスを披露した他、こぼれ球を詰めるシュートも放った。
この黒星スタートについて本田は試合後、自身が運営する音声サービス「NowVoice」を通して、「後半から一気に流れを変えるという意味での交代だったので、最低でも1点を返すなどの結果を出したかった。それができなかったのが悔しい」とコメント。久々の実戦については「結果は受け入れがたいものだったけど、久しぶりの試合はやっぱりいいっすね。練習とは全く違うものだなという印象」とポジティブに語った。
【動画】本田がネフチで公式戦デビュー!スムガイト戦のハイライトをお届け! ネフチのサミール・アッバソフ監督は、8年ぶりの優勝を目指す上で何とも痛い黒星を喫したこともあり、「敗戦の後で何かを話すのは難しい」として、新戦力である本田への言及も拒否。「今日はどの選手についても話したくない。本田も含めて、悲しいチームの試合だった」と語るのみだった(『SPORTiNFO』より)。
現地メディア『REPORT.az』は「ネフチの新しい戦力となった本田にとっての重要な試合」と注目していたが、『AZERISPORT.COM』は「失敗に終わった本田のデビュー戦」と題した記事で、「このような重要な試合での敗北は、本田のデビュー戦に灰色のトーンを加えた。彼のようなクラスの選手は、まだ完全にフィットしていない状況でも、随所で目立つプレーを見せてはいたが、それでもまだ時間が必要だ。何と言っても、彼は4か月も実戦から遠ざかっていたのだから」と綴った。
また『SPUTNIK』も、「有名な日本のサッカー選手である本田がデビューするということで期待されていたが、後半から登場した彼は、ただイエローカードを受けただけだった。試合はアウェーチームが勝利し、カラバフが単独首位に躍り出た」と厳しめに報じている。
とにかく、ようやくスタートした新たなキャリア。次戦は10日に5位のガバラとアウェーで対戦するが、ここで初スタメン、そして初ゴール・アシストといった目に見える結果を残せるか、要注目である。
構成●THE DIGEST編集部
4位のチームを本拠地バクセル・アレナに迎えた首位ネフチは、守備陣が隙を突かれて開始5分で失点し、以降は反撃に転じて幾つか好機を迎えたが、逆に42分にPKを献上してリードを広げられる。後半も再三相手ゴールに迫ったものの得点には至らず、痛恨の敗北。同節で引き分けたライバルのカラバフFKに首位を明け渡してしまった。
2点のビハインドを負って迎えた後半、先月加入した本田圭佑がついに公式戦のピッチに立った。デビュー戦ながら見慣れた感のある「白黒の背番号4」(ボタフォゴ、ポルティモネンセと同じ)は、主に右サイドでのプレーで幾つかの効果的なパスやクロスを披露した他、こぼれ球を詰めるシュートも放った。
この黒星スタートについて本田は試合後、自身が運営する音声サービス「NowVoice」を通して、「後半から一気に流れを変えるという意味での交代だったので、最低でも1点を返すなどの結果を出したかった。それができなかったのが悔しい」とコメント。久々の実戦については「結果は受け入れがたいものだったけど、久しぶりの試合はやっぱりいいっすね。練習とは全く違うものだなという印象」とポジティブに語った。
【動画】本田がネフチで公式戦デビュー!スムガイト戦のハイライトをお届け! ネフチのサミール・アッバソフ監督は、8年ぶりの優勝を目指す上で何とも痛い黒星を喫したこともあり、「敗戦の後で何かを話すのは難しい」として、新戦力である本田への言及も拒否。「今日はどの選手についても話したくない。本田も含めて、悲しいチームの試合だった」と語るのみだった(『SPORTiNFO』より)。
現地メディア『REPORT.az』は「ネフチの新しい戦力となった本田にとっての重要な試合」と注目していたが、『AZERISPORT.COM』は「失敗に終わった本田のデビュー戦」と題した記事で、「このような重要な試合での敗北は、本田のデビュー戦に灰色のトーンを加えた。彼のようなクラスの選手は、まだ完全にフィットしていない状況でも、随所で目立つプレーを見せてはいたが、それでもまだ時間が必要だ。何と言っても、彼は4か月も実戦から遠ざかっていたのだから」と綴った。
また『SPUTNIK』も、「有名な日本のサッカー選手である本田がデビューするということで期待されていたが、後半から登場した彼は、ただイエローカードを受けただけだった。試合はアウェーチームが勝利し、カラバフが単独首位に躍り出た」と厳しめに報じている。
とにかく、ようやくスタートした新たなキャリア。次戦は10日に5位のガバラとアウェーで対戦するが、ここで初スタメン、そして初ゴール・アシストといった目に見える結果を残せるか、要注目である。
構成●THE DIGEST編集部