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海外サッカー

「もはや注目を集める存在ではない」ヘタフェで“代役”に甘んじる久保建英を現地メディアが酷評!気になる来季は――

THE DIGEST編集部

2021.05.06

加入当初とは打って変わり出場機会が少ない久保。残り4試合で名声を取り戻せるか?(C)Getty Images

加入当初とは打って変わり出場機会が少ない久保。残り4試合で名声を取り戻せるか?(C)Getty Images

 古巣ビジャレアルとの対決となったラ・リーガ第34節で、終盤の84分にようやく出場機会を得たヘタフェの久保建英。前節のウエスカ戦でも出番なしに終わっており、厳しい状況が続いている。

 ビジャレアルで限定的な出場機会に不満を抱き、今年1月に編入したヘタフェでは、練習なしのぶっつけ本番で臨んだエルチェ戦で2点に絡む派手なデビュー。続くウエスカ戦でもハイレベルなプレーで勝利に貢献するなど、マドリードのチームに新風を吹かせた。しかし、アスレティック・ビルバオ戦での大敗でホセ・ボルダラス監督が再び守備に重点を置いたところから、徐々に影響力は落ち、序列も下がっていった。

 結果的には、ビジャレアルよりも状況が悪化させた感がある19歳の日本人選手の現状について、スペインの『EFE通信』は「重要な存在となるべくヘタフェにやって来た久保は、目立つことなく、二番手の役割に降格したままシーズンを終えようとしている」と報じている。
 
「僕は若く、プレーすることが必要。環境を変えた理由は、チームを助けられる選手となれるよう成長を続けるため」と語って、冬の移籍市場で新天地をヘタフェに求めた久保だが、「3か月半が経った後、シナリオは別のものとなった」(同メディア)。ここまで15試合に出場し、7試合は先発出場でフル出場は1試合のみ、ベンチスタートで出番なしは3試合、そしてプレー時間の合計は664分である。

「1部残留を狙うチームにとって重要な試合だったウエスカ戦、ビジャレアル戦での出場時間はわずか6分。ウエスカ戦では芝の上で躍動することもなく、90分間をベンチで過ごした。“代役”としての彼は、5試合連続でスタメン入りし、抜群のパフォーマンスを見せた加入当初とは打って変わり、もはや注目を集める存在ではない」
 
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