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海外サッカー

久保建英のマドリー復帰の可能性を英メディアが示唆。キーマンはアルゼンチンの智将か

THE DIGEST編集部

2021.05.31

レアル・マドリーの監督人事が、久保の去就にも影響を与えそうだ。(C)Getty Images

レアル・マドリーの監督人事が、久保の去就にも影響を与えそうだ。(C)Getty Images

 ラ・リーガでの厳しいシーズンをようやく終えたのも束の間、すぐに日本代表に合流した久保建英。現在はA代表、U-24代表での戦いに集中している19歳だが、その去就に関する報道、憶測、噂がとどまることはない。

 2019-20シーズンはマジョルカ、20-21シーズンはビジャレアル、ヘタフェへ武者修行に出ていた彼だが、多くのメディアは来季、三たびレンタルプレーヤーとしてのキャリアを積み重ねることになると見ており、その候補先としては、以前から久保に注目しているベティス、国外ではイングランドの名門アーセナルなどの名が挙がっていた。

 また、ラ・リーガに昇格したマジョルカへの復帰、はたまた監督がホセ・ボルダラスからミチェルに交代したヘタフェでのレンタル延長という説も浮上しているが、ヴィニシウス・ジュニオールがスペイン国籍を取得することで空くEU圏外枠に久保が収まるという可能性もまだ消えていないようだ。もちろん、噂されるキリアン・エムバペ(パリ・サンジェルマン)らビッグネーム獲得の資金調達ための売却説も、である。
 
 マドリーの専用メディア『TheRealChamps』も、「差し迫った問題」と題した記事でレンタル選手の今後の動向に注目。久保については今季、「ビジャレアル、ヘタフェで失敗した」と判断し、「マドリーでプレーするための目標を達成していない」として、ダニ・セバージョス、ヘスス・バジェホらとともに、行き先は未定としながらも、「新たなレンタル契約を結ぶことは確実」と綴っている。

 一方、スペイン国外のメディアでは、マドリーに到来する新たな指揮官が、久保ら若い選手の来季の動向を左右すると見ているところもある。ジネディーヌ・ジダンが辞任した同クラブは、後任監督の選定は急がないとしているが、最有力候補とされたマッシミリアーノ・アッレグリがユベントスに復帰し、また噂に上がったヨアヒム・レーブが自ら可能性を否定した今、マウリシオ・ポチェティーノ、ラウール・ゴンサレス、アントニオ・コンテ、シャビ・アロンソがマドリーにとっての選択肢であるという。
 

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