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海外サッカー

久保建英のマドリー復帰の可能性を英メディアが示唆。キーマンはアルゼンチンの智将か

THE DIGEST編集部

2021.05.31

 スペインのサッカーにも詳しいイングランドのピート・ジェンソン記者は英国日刊紙『Daily Mail』の中で、現在はパリSGとの契約下(22年6月まで)にあるポチェティーノには古巣であるトッテナムからもラブコールが届いていること、そして彼がロンドンを気に入っていることを紹介した上で、このアルゼンチン人監督が選択を迫られた場合、「新たな挑戦」を選ぶだろうと推測する。

 またその手腕にも言及し、「マドリーは常にタイトルを獲得しなければならクラブであり、その点でポチェティーノの実績は物足りないものがあるが、彼には未成熟ながらも才能のある若い選手を成長させられる能力があり、また非常に良いチームを構築することもできる」と評した。もちろん同氏は、久保も“才能のある選手”のひとりに挙げており、「可能性を秘めた選手が多くいる、新しく輝かしいチームは、生き生きとし、エキサイティングに感じられる」と期待を寄せた。
 
 ちなみに他の候補では、3年前に監督就任の噂が浮上した際にセルヒオ・ラモスら選手が拒絶したというコンテが、今ではインテルでスクデット獲得という実績を残し、また3バックシステムの信奉者であることが、ダビド・アラバを獲得したチームには合っており、ポチェティーノがパリSGに残留した場合は有力な選択肢となると見ている。

 チームのレジェンドであるラウール(現マドリー・ユース監督)とシャビ・アロンソ(レアル・ソシエダ・ユース監督)については、前者が「フロレンティーノ・ペレス会長が昇格に反対している」、後者は「ペレス会長のお気に入りだが、抜け目のないシャビ・アロンソが今、オファーを受けることはない」と予想した。

 久保について、ペレス会長は「将来の主力メンバー」と期待し、またクラブのアジア・マーケット開拓の上でも重要な存在として早期のマドリー復帰を希望していると以前に現地メディアが報じていたが、それに反対していたジダンが去ったことで、いかなる動きが生まれるのかが非常に興味深いところだ。

構成●THE DIGEST編集部

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