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海外サッカー

「相手に絶望を味わわせた」先制点で大勝の立役者になった遠藤航を現地メディアが絶賛!「多くのデュエルにも勝った」

THE DIGEST編集部

2021.08.16

五輪での疲労を感じさせないプレーを披露した遠藤が、チームに勢いをもたらす先制点を挙げた。(C)Getty Images

五輪での疲労を感じさせないプレーを披露した遠藤が、チームに勢いをもたらす先制点を挙げた。(C)Getty Images

 ドイツ・ブンデスリーガの2021-22シーズンが開幕し、8月14日(現地時間)にはシュツットガルトがグロイター・フュルトと対戦、5-1の大勝を飾った。

 昇格組の一角を本拠地メルセデス・ベンツ・アレーナに迎えたシュツットガルトは主導権を握り、30分に先制点をゲット。タイミングの良い攻撃参加からフィリップ・フェルスターのラストパスを受けて相手ゴールに流し込んだのは、今季からキャプテンマークを腕に巻くことになった遠藤航だった。このゴールを皮切りに、ホームチームはゴールショーを披露し、文句なしのシーズンスタートを切った。

 東京オリンピックのオーバーエイジ枠としてフル稼働してから間もないうちにシュツットガルトに合流した遠藤は、いきなり目に見える結果を出したことについて、自身のSNSで「新しいブンデスリーガのシーズンの素晴らしいスタート! シーズン最初のゴールを挙げられたこと、スタジアムでファンのみんなと会えたことが嬉しい」と英語で投稿し、喜びや満足感を表わしている。
 
 現地メディアもこの“鉄人”のゴールに反応し、日刊紙『BILD』は「新たなキャプテンの遠藤がシュツットガルトを開幕戦勝利に導く」「この日本人選手は、緊張の多い疲れる夏(日本A代表、休暇の少なさ、東京五輪出場)を過ごした後、先週チームに合流したばかりだが、新たなリーダーに任命され、フュルトに対する“祝祭”を催した」と報じた。

 シュツットガルトの地元紙『Stuttgarter Nachrichten』は「ホームチームは開始9分で選手交代(アカタン・カラソル→フィリップ・クレメンテ)を強いられたが、しっかり手綱を握り続けたことが、遠藤らの素晴らしいゴールで報われた」、スポーツ総合メディア『SPORT1』は「ゴンサロ・カストロの後を受けた新キャプテンは、フュルトGKサシャ・ブルヒャートを見事に破り、フランケンのクラブが抱く成功への期待を萎ませた」と、賛辞を贈っている。

 さらに、日刊紙『WELT』は「遠藤らが次々にゴールを決めると、1万8109人の観客の大部分が『ああ、なんて美しいんだ』と合唱した」「フェルスターのパスを受けた遠藤は、飛び出した相手GKを技術で見事に攻略してゴールにボールを流し込んだ」と綴った。
 

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