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海外サッカー

「驚異的」なマンU復帰戦を飾ったC・ロナウド。大不振の古巣ユベントスでは自虐と嘲笑の声

THE DIGEST編集部

2021.09.13

C・ロナウドは2ゴールを挙げ、古巣復帰戦で千両役者ぶりを見せつけた(C)Getty Images

C・ロナウドは2ゴールを挙げ、古巣復帰戦で千両役者ぶりを見せつけた(C)Getty Images

 今夏、ユベントスからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したクリスチアーノ・ロナウド。移籍市場最終日に古巣帰還を果たした36歳は、9月11日(現地時間)に行なわれたプレミアリーグ第4節のニューカッスル戦でいきなりスタメン入りを果たしただけでなく、それぞれ先制点、決勝点となる2ゴールを挙げ、オールド・トラフォードのファンを狂喜乱舞させた。

 12年前に当時史上最高額となる8000万ポンド(約122億円)の移籍金を置き土産にレアル・マドリーへ旅立ってから、数々の記録を塗り替えてサッカー史に残るレジェンドとなって戻って来た「CR7」は、序盤から切れ味鋭いプレーでファンを沸かせ、前半アディショナルタイムにはこぼれ球を詰めて早くも初ゴール。さらに62分には、速攻からスルーパスを受けて抜け出し、相手GKの股間を抜く左足のシュートでまたもゴールネットを揺らした。

 いきなり勝利の立役者となった頼れる大ベテランは、90分間フル出場を果たした後、英国公共放送『BBC』に対して、「1点は取れると予想していたが、2ゴールは予想していなかった。ゴールは嬉しいが、最も重要なのはチームがうまくプレーできたことだ。信じられない瞬間だ。昨夜はとても緊張していた。自分が良いプレーを見せ、まだチームの役に立つ力があることを証明したいと考えていた」と語った。
 
 また彼は、自身のSNSで「オールド・トラフォードに戻ってきて、このスタジアムが『夢の劇場』と呼ばれている理由を再認識できた。僕にとってここは、心に決めたことを全て実現できる魔法の場所だ。ユナイテッドに戻ってきて、プレミアリーグで再びプレーできることを誇りに思う。そして何よりも、チームの力になれることが嬉しい。レッツゴー、デビルズ!」と、メッセージを投稿している。

 鮮烈な復帰デビューを飾ったC・ロナウドについて、2007年まで選手として共闘したオレ・グンナー・スールシャール監督は「これこそがクリスチアーノ。誰にとってもエンジョイできる1日になった。彼は、チームや周りの人たちを元気づけてくれた。まさに完璧だった。瞬間的に勝負どころや危険を察知することができる彼は、チームプレーヤーとしても進化し、素晴らしいゴールを決める選手に成長した。非常に良いプレーだったし、連係も良かった」と、賛辞を贈った。
 

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