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日本代表

アラベス戦の久保建英、「ワンダフルなパス」で魅せるも採点は大きく割れる。地元紙は先発起用にポジティブな評価

THE DIGEST編集部

2022.04.20

アギーレ体制で初スタメンを飾った久保。チームは勝利するも目を引く活躍はなかった。(C) Getty Images

アギーレ体制で初スタメンを飾った久保。チームは勝利するも目を引く活躍はなかった。(C) Getty Images

 現地時間4月19日、ラ・リーガ第33節が行なわれ、マジョルカは2-1でアラベスを下し、暫定ながら16位に浮上した。

 前節、エルチェに0-3の完敗を喫して迎えた最下位チームとのホームゲーム、リーガ残留のために勝利が絶対に必要なマジョルカは、開始5分でゴールネットを揺らされるもVAR検証に救われ、逆に11分、セットプレーからパブロ・マフェオの折り返しをアブドン・プラッツが反応良く合わせて先制点を奪う。

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 さらに前半アディショナルタイム、スローインからヴェダト・ムリチが角度のないところから鋭いシュートを突き刺して加点。アラベスには多くのチャンスを創られ、73分には右からのクロスをDFアントニオ・ライージョがクリアしそこなって自陣ゴールにヘッド弾を叩き込んでしまったが、次の1点を相手には許さず、9分を超える長いアディショナルタイムもしのぎ切って、2戦ぶりの勝利を飾った。

 この試合、久保建英はハビエル・アギーレ体制となって初めて先発出場を果たし、4-4-2の2列目右サイドで82分間プレーしたが、なかなかボールに触る機会を得られず、存在感は薄くなった。データサイト『Whoscored.com』によれば、ボールタッチ数自体が30回と少なく、シュートは2本、ドリブルは3回、パスは17本(成功率は59%)でキーパスはなしという内訳に止まり、同メディアの採点では「6.4」と、スタメンの中では下から3番目という評価だった。

 現地メディアでは、マドリードのスポーツ紙『MARCA』が3点満点の採点で「2」と悪くなく、「メキシコ人指揮官は戦前に、システムを変え、タケを先発でプレーさせることを約束し、さらにプラッツをスタメンに並べて人々を驚かせたが、計画は完璧に進んだ」と報道。一方の『AS』紙は「1」と厳しい評価で、ライブ速報では22分の惜しいプレーで「久保のワンダフルなパス。成功しなかったものの、スタンドから拍手が贈られた」などの記述はあったが、一方で「日本人選手は攻撃よりも守備が良かった」とも綴られている。

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