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海外サッカー

大荒れの準々決勝を受け、英メディアがCL30年の歴史で「最も物議を醸した10の瞬間」を選定!

THE DIGEST編集部

2022.04.15

乱闘騒ぎとなったアトレティコ・マドリー対マンチェスター・シティの第2レグ。物議を醸した一戦は後者に軍配が上がった。(C) Getty Images

乱闘騒ぎとなったアトレティコ・マドリー対マンチェスター・シティの第2レグ。物議を醸した一戦は後者に軍配が上がった。(C) Getty Images

 2021-22シーズンのチャンピオンズ・リーグ(CL)も準々決勝が終了し、ベスト4が出揃った。多くの激戦が繰り広げられ、多くの名場面が生まれた8強の戦いだったが、一方、レアル・マドリー対チェルシーでマルコス・アロンソのゴールがハンド判定で無効となり、アトレティコ・マドリー対マンチェスター・シティ戦が大荒れとなるなど、物議を醸す出来事もあった。

 1992-93シーズンに「チャンピオンズ・カップ」から名称が変更されて、今季で創設30年目を迎えたCLでは、過去にも多くの“事件”と呼べる瞬間が生まれているが、このほど、英国のサッカー専門誌『FourFourTwo』が「CLの歴史の中で最も物議を醸した10の瞬間」を選定している。
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 まず10位は、2016-17シーズンの準々決勝レアル・マドリー対バイエルンのセカンドレグ。ホームでの1戦目を1-2で落としたバイエルンだが、アウェーでは粘って合計スコア3-3とし、延長戦に突入する。しかしマドリーは105分、クリスチアーノ・ロナウドが、セルヒオ・ラモスの浮き球パスを胸で受けて勝ち越し点、さらに110分にマルセロのパスから、難なくCL通算100得点のゴールを決めた。ところが、この2ゴールについてはオフサイドが疑われ(特に2点目)、バイエルン側の不満が消えることがなかった。

 9位は、2014-15シーズン予選3回戦のセルティック対レギア・ワルシャワ戦。ホームでの初戦を4-1でモノにした後者は、リターンマッチでも2-0の勝利。ところが、ここで出場停止のバルトシュ・ベレジンスキーを起用するという“凡ミス”が発覚し、ペナルティとして0-3の敗北を宣告され、アウェーゴール・ルールで敗退の憂き目に……。もっとも、逆転勝ち抜けとなったセルティックのロニー・デイラ監督は「奇妙な気分だ」と本音を吐露した。

 8位は、2013-14シーズンのラウンド・オブ16、マンチェスター・ユナイテッド対マドリー戦のセカンドレグ。合計スコア2-1でリードしていたマンUだったが、56分にポルトガル人アタッカーのナニがアルバロ・アルベロアにチャレンジした際に足を高く上げたことが危険行為と判定され、退場を命じられると、数的有利を得たマドリーが2点を挙げて逆転で勝ち抜け。このシーズンで退任したアレックス・ファーガソン監督だけでなく、敵将のジョゼ・モウリーニョですら、「あれは退場になるプレーではなかった」と語ったという。
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