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日本代表

劇的ATヘッド弾でチームを降格から救った“ヒーロー”遠藤航に賛辞の嵐! 「永遠の伝説であり続ける」と感嘆の声

THE DIGEST編集部

2022.05.16

アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた遠藤。直後にはピッチに乱入したサポーターたちとも喜びを分かち合った。(C)Getty Images

アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決めた遠藤。直後にはピッチに乱入したサポーターたちとも喜びを分かち合った。(C)Getty Images

 現地時間5月13日、ドイツ・ブンデスリーガの最終節が行なわれ、シュツットガルトは2-1でケルンを下して15位に浮上。土壇場で1部残留を果たした。

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 降格プレーオフ圏内の16位に沈み、15位ヘルタの結果次第という他力本願の状態で、なおかつ勝利が絶対条件という厳しい状況に置かれていたシュツットガルト。本拠地での一戦は、序盤の12分にCKからサーシャ・カライジッチ(その直前にPK失敗)がヘッドで先制するが、59分にシュート性のクロスをGKフロリアン・ミュラーが後逸したところをアントニー・モデストに詰められて同点にされてしまう。

 このまま後半アディショナルタイムに入り、絶体絶命となったところで、CKからニアで伊藤洋輝がフリックしたボールをダイビングヘッドでゴールに叩き込んだのが、キャプテンの遠藤航だった。

 この瞬間、シュツットガルトのレジェンドであり、現在はコメンテーターを務めるハンジ・ミュラーが「スタジアムが震動した」と語ったように、メルセデス=ベンツ・アレーナはカオス状態となり、試合終了後は多くのファンがピッチを覆い尽くし、1部残留を盛大に喜んだ。

 殊勲の遠藤は試合後、「誰かが押し込まなければならないという状況で、それが自分だったということ」「ロッカールームでは、みんなが歌い、飲んで、パーティーをしています」「おそらく、僕の人生の中で最高の瞬間」と各メディアにコメント。

 さらにチームの公式サイトでは「2点目の後の、スタジアムの爆発ぶりは信じられませんでした。これ以上嬉しいことはありません。我々はともに、これを成し遂げました。ファンは我々を応援し、後押ししてくれました」と振り返った。

 また、自身のSNSでは、ドイツ語で「終わり良ければ全て良し」、英語で「今季、素晴らしいサポートをありがとう。本当にタフなシーズンですが、我々はブンデスリーガに残留できました。ヴァモス!」と投稿し、インスタストーリーで多くの人々から祝福を受けたことを紹介し、近所の子どもによって、自宅前の道路に「レジェンド」と書いてくれたことなども画像とともに明かした。

 試合直後は「何が起こったのか分からない。誰がゴールを決めたかさえ憶えていない。全ての選手と全てのファンにとって、何と素敵でエキサイティングな結末だろう?!」と興奮を隠せなかったペッレグリーノ・マタラッツォ監督は、チーム公式サイトでは「ワタルがゴールを決めてくれて嬉しい。チームの全員についても嬉しく思う」と、選手に賛辞を贈っている。
 
 そのチーム公式サイトは、「非常に短い時間で2度の追加点のチャンスがあった」と遠藤の逸機にも言及しながら、「シュツットガルトのプロフェッショナルたちは攻撃を続け、アディショナルタイムのエンドウのヘッドによって自分自身に報酬をもたらした」とレポート。一方、ブンデスリーガ公式サイトは「エンドウは、力強さと、シュツットガルトの永遠の伝説であり続けるという決意を持って、イトウが頭で繋いだボールに飛び込んだ」と綴っている。

 現地メディアもこの劇的な結末に注目し、主役となった日本人キャプテンを称賛。日刊紙『BILD』は「過去15週のうち、11週で最下位に沈んでいたシュツットガルトが、降格すら免れた。エンドウは素晴らしい、全選手が素晴らしい!」と絶賛。サッカー専門誌『KICKER』は「アディショナルタイムのエンドウ:シュツットガルトは辛うじて1部リーグに留まった」と題した記事で、「ヒーローのエンドウ」と称賛された。

 また、スポーツチャンネル『Sport1』は「ブンデスリーガ残留争いの最終戦で劇的なドラマ! エンドウがシュバーベン人に2-1の勝利をもたらした」「アディショナルタイム、エンドウのヘッド弾が、全ての人々の感情を爆発させた」、地方紙『Augsburger Allgemeine』は「キャプテンが、シュツットガルトの残留を保証した」と、それぞれ報じている。
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