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海外サッカー

ベンゼマには3.5の超低評価…4戦未勝利のフランス代表を国内外メディアが酷評! W杯前回王者にまつわる「呪い」を懸念する声も

THE DIGEST編集部

2022.06.15

フランスの攻撃を牽引するエムパぺ(左)、ベンゼマ(中央)、ヌクンク(右)。(C) Getty Images

フランスの攻撃を牽引するエムパぺ(左)、ベンゼマ(中央)、ヌクンク(右)。(C) Getty Images

 現地時間6月13日、UEFAネーションズリーグの第4節が行なわれ、グループA1ではフランス代表がクロアチア代表に0-1で敗れた。

 デンマーク、クロアチア、オーストリアとの同グループで2分け1敗で最下位に沈んでいたフランスは、この本拠地スタッド・ド・フランスでロシア・ワールドカップ決勝と同じカードに臨んだが、開始5分に献上したPKをルカ・モドリッチに決められて早々に失点。その後、幾度も敵陣深くに攻め入り、連係や個人の突破など様々な形でゴールをこじ開けようとしたが、18本のシュート(クロアチアは4本)を放ってもスコアを動かすことは叶わなかった。
 
 デンマークがオーストリアを2-0で下して勝点を9に伸ばしたため、勝点2のフランスはプレーオフ(リーグAの各グループ首位が進出)へ駒を進める可能性が消滅。残り2試合は9月に行なわれるが、このまま最下位に終われば、次のシーズンではリーグBへの降格となる。

 クロアチアの雪辱を許し、4戦未勝利となった世界王者について、ディディエ・デシャン監督は「勝点3を獲るのが可能だったはずであり、結果には満足していない。多くの選手は非常に疲れているが、これは言い訳にはならない」「世界王者であることが勝利に繋がるわけではない」「我々にはエネルギーや強さが欠けていた。運にも恵まれなかった。そして、何よりも新鮮さが不足していた」と反省の弁を述べている。

 この試合でキャプテンを務めたプレスネル・キンペンベのコメントも当然ながら「4試合でひとつも勝てないのは残念であり、とても失望している。我々には多くのものが不足していたが、特に効率に欠けていた」とネガティブなものだったが、11月に控えるカタールW杯については、「心配していない。まだ準備する時間はあるし、試合もある」と楽観的な姿勢を示した。先日、レアル・マドリー移籍を発表して話題となったMFオーレリアン・チュアメニも、やはり本大会に向けては「心配する必要はない」と語った。
 
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