この世界レベルで注目を集めている、ジダン、パリSG、フランス代表をめぐる一件については、スポーツ専門メディア『RMC Sport』が同メディアのジャーナリストであるダニエル・リオロ氏による情報として、カタールW杯がデシャン監督にとっての最後のビッグイベントとなり、この後をジダンではなく、今季までニースを率いたクリストフ・ガルティエが引き継ぐことになると報じた。
  　フランス・サッカー連盟のノエル・ル・グラエ会長がデシャン監督に信頼を寄せていることから、本大会前に指揮官を交代させる可能性はほとんどなく、また会長はジダンの代表監督就任に乗り気ではないということで、ガルティエがレ・ブルーを、ジダンは噂通りにパリSGを、それぞれ率いることになるとのことである。

　こうした人事の問題がデシャン体制にいかなる影響を与えるのかが気になるところ。そして、４年前には圧倒的な強さで一気に世界の頂点に駆け上がったフランスが、11月までにどれだけ修正を施されるかにも要注目だ。

構成●THE DIGEST編集部
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