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海外サッカー

今季のセルティックは中盤も日本人が席巻!? PSMで早くも存在感を示す井手口陽介、旗手怜央に英メディアも主役級の働きを期待!

THE DIGEST編集部

2022.07.13

地元専門メディアも今季の注目株として井手口、旗手をピックアップしている。(C) Getty Images

地元専門メディアも今季の注目株として井手口、旗手をピックアップしている。(C) Getty Images

 昨季、一躍「日本人旋風」が吹き荒れたスコットランドのセルティック。古橋享梧がいきなり得点ラッシュを見せると、冬の移籍市場では3人の新たな日本人選手が加わり、前田大然、旗手怜央がそれぞれ、存在感を示した。

 その中で唯一、インパクトを残せずに終わったのが、2度目の海外進出だったMFの井手口陽介だった。新天地デビュー直後に負傷で戦線離脱を余儀なくされたのが響き、1シーズン目は公式戦6試合出場(先発出場は1試合)に終わり、ベンチで90分間を過ごした試合は8つを数えた。

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 しかし、スコットランド・プレミアリーグ最終節のマザーウェル戦では2か月ぶりの出場ながら中盤の底で好パフォーマンスを発揮し、現地メディアからも高評価を得た25歳は、2年目に向けてしっかりコンディションを整えて臨み、プレシーズンマッチのヴィーナー・ヴィクトリア戦では中盤を見事にコントロールして、クラブ専門サイト『THE CELTIC WAY』からは最高採点「8」を得るほどの高評価を得ている。

 同メディアから「最大の収穫」と評された井手口については、別のクラブ専門サイト『67 HAIL HAUL』も注目し、「昨季もアンジェ・ポステコグルー監督からは、練習における運動量の多さと努力ぶりが称賛されていた」というこの日本人MFが、前述のW・ヴィクトリア戦、その後に行なわれたラピッド・ウィーン戦で、期待された守備的な役割以上の働きを、より高度に果たしたと称賛した。

 その上で、彼がポステコグルー監督にとって中盤の重要な選択肢となっており、昨季まで10シーズンにわたって中盤に君臨したトム・ロギッチの代わりを務める可能性も示唆。いずれにせよ、親善試合で多様な働きを見せ、見る者に感銘を与えたことで、中盤のどこで起用されるかが興味を惹く選手であると綴っている。

 ちなみに『THE CELTIC WAY』は、W・ヴィクトリア戦の後、ロギッチ同様に2013年から昨季までセルティックの中盤でプレーしたニル・ビトンの穴を埋める存在であるとして、新シーズンに向けて「その成長が魅力的なものとなるのは間違いない。主役になれることを願う」と、井手口に期待を寄せた。
 
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