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日本代表

緊急事態に久保建英への期待も! ナイジェリア代表FWの長期離脱に「指揮官はFWカルテットの得点能力に自信がある」と現地紙

THE DIGEST編集部

2022.09.15

前線の柱となっていたサディクの離脱で久保にかかる期待もより大きくなりそうだ。(C) Getty Images

前線の柱となっていたサディクの離脱で久保にかかる期待もより大きくなりそうだ。(C) Getty Images

 現地時間9月11日に行なわれたラ・リーガ第5節のヘタフェ戦で、レアル・ソシエダは大きな痛手を負う羽目となった。

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 1-2の敗北を喫したこのアウェーマッチの前半、アレクサンダー・セルロートと2トップを組んだナイジェリア代表のウマル・サディク、右膝を傷めてモハメド=アリ・チョと緊急交代。後に前十字靱帯の断裂という重傷だったことが判明し、全治までには6~9か月を要するという。

 今季開幕時、ソシエダの前線にはスウェーデン代表FWのアレクサンデル・イサクが君臨し、2節バルセロナ戦では技巧的なゴールも決めていたが、直後にニューカッスルから7000万ユーロ(約98億円)のビッグオファーを受けて電撃移籍を果たしたことで、CF不足に陥ったソシエダは、急遽、昨季もレンタルで在籍したセルロートをRBライプツィヒから呼び戻し、アルメリアからはサディクをボーナス込みで2500万ユーロ(約35億円)の移籍金を支払って獲得した。

 入団発表の翌日に行なわれた4節のアトレティコ・マドリー戦で後半からピッチに立つと、“モモ”チョのクロスを受けて早くもゴールを奪った25歳のナイジェリア人選手への期待度は高まったが、その8日後に彼の膝は悲鳴を上げることとなってしまった。

 バスクの地元紙『noticias de Gipuzkoa』は、この痛恨のアクシデントによって、ソシエダで過去9年間において十字靱帯に重傷を負った選手が8人に達したことを紹介。2013年のエステバン・グラネロを皮切りに、2015年にセルヒオ・カナレス、16年にカルロス・マルティネス、18年にマルティン・メルケランス、20年にアレックス・ソラ、21年にカルロス・フェルナンデス、22年にミケル・オヤルサバル、そして今回のサディクと、平均すればほぼ年1回で“災難”が続いている状況を「異常」と表現している。
 
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