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日本代表

「余計な個人プレーもなく脱帽!」PKで2得点の鎌田大地に“最高評価”が相次ぐ! 堅実さと貢献度に独メディアが最敬礼

THE DIGEST編集部

2022.10.17

難敵レバークーゼンからの大勝劇の中で存在感を示した鎌田。そんなサムライに独メディアからも賛辞を贈られ続けている。(C)Getty Images

難敵レバークーゼンからの大勝劇の中で存在感を示した鎌田。そんなサムライに独メディアからも賛辞を贈られ続けている。(C)Getty Images

 現地時間10月15日、ブンデスリーガ第10節が行なわれ、フランクフルトはレバークーゼンに5-1と大勝した。

 前節で最下位ボーフムに不覚をとった(0-3の敗戦)フランクフルトは、シャビ・アロンソ監督率いるレバークーゼンを本拠地ドイチェバンク・パルクに迎え、前半から好機を創り続けると、アディショナルタイムにPK獲得。これを一度はランダル・コロ・ミュアニが止められるも、相手GKが早く動いたとしてやり直しとなり、代わってペナルティースポットの前に立った鎌田大地が、GKが届かない位置にしっかり決めて、自身今季5点目を挙げた。

 先手を取ったホームチームは56分に追いつかれるも、58分にコロ・ミュアニのダイビングヘッドで勝ち越し、65分にはイェスパー・リンストロームが抜け出してからの技巧的なループ弾で加点。そして72分にコロ・ミュアニが独走から倒されてPKを得ると、再び鎌田がキッカーを務め、今度はGKの逆をとって2点目。数的優位も得たフランクフルトは、86分にルーカス・アラリオがゴールショーのトリを務めた。
 
 ブンデスリーガでは初の「ドッペルバック」(1試合2得点の意)を達成した鎌田。8月のDFBポカール・マクデブルク戦以来となる1試合2得点をマークした背番号15は、ボランチの一角として守備でも多くの仕事をこなし、多くの好パスを出したうえで、勝敗に直結する重要な仕事を2度も果たした。

 自身はSNSで「素晴らしいチームのパフォーマンス」と投稿したが、ブンデスリーガ公式サイトはボールタッチ数(77)、デュエル数(25)、走行距離(11.1km)でチーム最高の数値を記録した鎌田を、「プレーヤー・オブ・ザ・マッチ」に選出している。

 現地メディアの報道では、日刊紙『BILD』が「カマダがPKで勝利への道を切り拓いた」として、「コロ・ミュアニから譲られた日本人選手が、相手GKにチャンスを与えず、今季5点目」「トドメの一撃。カマダの前にGKルーカス・フラデツキーは無力だった。日本人はこれでシーズン6得点目に達し、強力なノルマを達成した」と、それぞれのゴールを報じ、サッカー専門誌『Kicker』は「カマダがPKで2ゴールを挙げ、バイヤーは崩壊した」と記した。
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