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海外サッカー

「プレステのようなゴールだ!」香川真司の“オリンピック弾“に地元メディアで絶賛の嵐!33歳の躍動に「まだまだ行ける」の声

THE DIGEST編集部

2022.10.17

今季リーグ2点目を挙げた香川。現地メディアも絶賛する技ありゴールには軒並み高い評価が並んだ。(C)Getty Images

今季リーグ2点目を挙げた香川。現地メディアも絶賛する技ありゴールには軒並み高い評価が並んだ。(C)Getty Images

 現地時間10月15日、ベルギーのジュピラープロリーグ第12節が行なわれ、シント=トロイデン(STVV)は2-1でシャルルロワを下し、今季4勝目を挙げて10位に浮上した。

 2連敗の後、勝ち点2差で上位を行くシャルルロワを本拠地スタイエンに迎えたSTVVは、12分にコーナーキック(CK)でキッカーの香川真司が直接決めて先制。後半はSTVVが攻勢を強めるなかで、70分に岡崎慎司がロングフィードを頭で落とし、相手DFの反応が遅れたところでフランク・ボヤが奪って独走。GKとの1対1を難なく制して決勝点を挙げた。試合終了間際に、STVV はDFの拙守からアミルホセイン・ホセインザデの鮮やかな一撃を許したものの、これ以上の追撃は許さず、順位の入れ替えに成功した。

 CKでカーブをかけてGKの頭上を越しながらファーサイドのゴールに流し込むという、いわゆる「オリンピックゴール」で6節メヘレン戦以来の今季2点目をマークした香川。クラブはSNSで「日本人選手によるオリンピックゴール。おめでとう!」と祝福、公式サイトでも「香川がCKを巻いて直接ファーサイドへ。日本人スター選手の素晴らしいオリンピックゴールだった」と伝えている。
 
 香川は試合後「CKからのオリンピックゴールもさることながら、貴重な勝ち点3を奪えたことに満足しています。STVVはシャルルロワに対し、直近の5試合で勝利を挙げられていないと聞いていました。しかし今夜で、そのデータはゴミ箱行きにできます」と語り、さらに以下のように続けている(ベルギーのニュースサイト『HLN』より)。

「我々は責任を持って戦い、ほとんど何も相手に与えませんでした。我々の守備は素晴らしく、攻撃では後半もチャンスを作れました。勝利は妥当だったと思います。順位でシャルルロワを追い越すためにも、順位を落とさないためにも、勝利が何より必要だったので、全ての選手が鋭いプレーを見せました」

 57分にクリスティアン・ブルースと交代したことについては「疲労のせいではなく、監督の判断による戦術上のものです。僕は全く疲れていませんでした。1時間もプレーしていないわけですから、疲れるわけがないです(笑)。そうですね、これはブルースとのポジション争いです」と、自身の見解を示した。
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