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攻守で躍動!大勝に貢献した冨安健洋に英国称賛!「日本代表選手が安定したパフォーマンスを発揮した」

THE DIGEST編集部

2022.11.01

左サイドだけでなく、中央でも好プレーを見せた冨安。現地も高い評価を与えている。(C) Getty Images

 現地時間10月30日、プレミアリーグ第14節が行なわれ、アーセナルはノッティンガム・フォレストを5-0で下して、公式戦3試合ぶりの勝利を飾った。

 昇格組を本拠地エミレーツに迎えた一戦では、「ガナーズ」の攻撃力が立ち上がりから発揮され、5分にブカヨ・サカのクロスをガブリエウ・マルチネッリがダイビングヘッドで押し込んで先制。後半に入るとゴールショーが幕を開け、49分には見事な展開からリース・ネルソンが自らのシュートのはね返りを詰めて2点目、さらに3分後にも彼がクロスの軌道を変えて加点すると、57分にはトーマス・パーテイがダイレクトでの強烈なミドル、78分にはマルティン・ウーデゴーが個人技で、次々にゴールネットを揺らした。
 
 2節レスター戦(4-2)を得点数を記録した快勝劇において、冨安健洋は左SBとしてスタメンに名を連ね、攻守で積極的なプレーを披露。チームが勢いに乗った先制の場面は、彼のインターセプトが起点となっており、今回も勝利に大きく貢献した。

 そんな背番号18に対し、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は「今季のアーセナルのパフォーマンスの特徴となっているように、彼らは素早く積極的にスタートし、冨安がアタッキングサードでボールを獲得し、マルチネッリにフィードした後、リードを奪った」と伝え、10点満点の採点では最高点「9」の最優秀選手ネルソンに続く、2番目タイの「8」。一方、英国公共放送『BBC』の視聴者投票による採点はチームの出場16人中12番目に止まったが、それでも数字は「7.16」と高いものとなった。

 日刊紙『Evening Standard』は、「序盤、高い位置でボールを奪って先制点に結びつけた。そのパフォーマンスはエネルギッシュさと精力的な走りで満ち溢れていた」とポジティブな寸評を綴り、採点はやはり2番目タイの「8」が与えられている。

『THE Sun』紙の採点は及第点の「6」に止まったが、「ピッチの中央に入ってくると、時に下がり目のプレーメーカーのような振る舞いを見せた。マルチネッリのチャンスに繋がるパスを含め、多くのパスを通した」と、記述内容はポジティブだった。

 続いて、スポーツ専門サイト『sportskeeda』は「冨安は左SBで起用され、試合を良い形でスタートさせた」と評した後、今回も彼のスタッツに言及し、「7回のデュエルで3回に勝利し、タックルは2回、インターセプトを1回成功させた。また正確なクロスを1本、さらに2本の正確なロングボールを通している」と紹介。採点は、他のDF陣と同様の「7」となっている。
 
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「中央でのプレーの方がより快適に見えた」との指摘も