海外サッカー

「才能を際立たせた」今季3得点目の守田英正に現地メディアが賛辞! ファウルを巡っては「退場させるべき?」の論争も

THE DIGEST編集部

2022.11.07

負傷で2試合を欠場していた守田が先発出場。現地では様々な評価がなされているようだ。(C)Getty Images

 現地時間11月5日、リーガ・ポルトガルの第12節が行なわれ、スポルティングはヴィトーリア・ギマランイスを3-0で下して、暫定で4位に浮上した。

 公式戦3試合連続未勝利(1分け2敗)で迎えたホームゲーム。スポルティングは勝点で1上回るアウェーチームを序盤から攻め立て、26分に相手MFアフォンソ・デ・フレイタスの退場劇によって数的有利を得ると完全に主導権を握り、34分にペドロ・ポッロのヘディングシュートがマーカス・エドワーズに当たって軌道が変わり、先制点。その6分後、CKからの流れで、エドワーズのクロスをファーサイドの守田英正がゴールの至近距離からダイレクトで合わせて2点目を奪う。

 55分にもエドワーズのミドルが味方に当たってゴール左隅に吸い込まれて3点目を奪ったホームチームは、終了間際のパウリーニョの鋭いシュートによるゴールは直前のオフサイドによってVAR判定の末に取り消されたものの、終始、危なげなく90分間を過ごして4試合ぶりに(リーガでは2試合ぶり)勝点3を手にした。
 
 守田はふくらはぎの負傷で2試合を欠場した後のこの一戦で先発出場し、ボランチとしての役割を果たしながら、フィニッシュにも絡み、20分に左からのグラウンダーのクロスに合わせるという決定機は相手GKの好守に阻まれたが、前述の2点目ではチャンスを逃さなかった。

 このゴールについて、ポルトガルのニュースサイト『SAPO DESPORTO』は、「モリタは40分に再びペナルティーエリア内の危険な位置でボールを受けて2-0とした。それは、スポルティングにとっては安堵の前半の終わり、アウェーチームにとっては本当の脅威となった」と報じ、他のメディアもシュートそのものより、今季3ゴール目を挙げた背番号5のポジショニングの良さを高く評価している。
 
NEXT
PAGE
好プレーの一方、ファウルを巡り不満の声も