専門5誌オリジナル情報満載のスポーツ総合サイト

  • サッカーダイジェスト
  • WORLD SOCCER DIGEST
  • スマッシュ
  • DUNK SHOT
  • Slugger
海外サッカー

「才能を際立たせた」今季3得点目の守田英正に現地メディアが賛辞! ファウルを巡っては「退場させるべき?」の論争も

THE DIGEST編集部

2022.11.07

 米国大手放送局のポルトガル版サイト『CNN PORTUGAL』は、この試合で際立った選手として、ポッロとともに守田を選出。「日本人選手は負傷から復帰し、わずか45分間のプレーとなったものの、本拠地ジョゼ・アルバラージでその才能を際立たせ、素晴らしいプレーを披露した」と称賛して、さらに以下のように続けた。

「ルベン・アモリム監督は戦前、モリタの復帰を宣言し、『彼はチームに必要とされる選手だ』と語っていた。日本人選手はマヌエル・ウガルテと中盤で並んでピッチをカバーし、アンドレ・アマーロの背後に抜け出してのゴールで、パフォーマンスを締めくくった。ハーフタイムで交代となったが、彼は試合に足跡を残した」
 
 一方で、この試合では15分にアンドレ・アマーロの足を踏みつけてしまい警告を受けた守田。その他にも背後からのチャージなど、カードを掲げられる可能性のあったファウルもあり、前半終了間際には敵将が守田の退場をアピールして逆に警告を受けることとなった。間もなくして試合はハーフタイムに入ったが、守田はこの件や怪我明けのコンディションを考慮してか、後半にピッチに姿を現わすことはなかった。

 ギマラインスのベテランMFアンドレ・アンドレは、「スポルティングは良いチームだった」と相手への敬意を表しながらも、「モリタはアマーロへの最初のファウルで退場になっていたはずだ。判定の基準が違いすぎていた。チームが逆だったら、すぐに退場になっていただろう。酷すぎる試合のスタートだった」と審判の判定には不満を隠していない(日刊紙『JN』より)。

 ラジオ局『OBSERVADOR』は「守田は退場させられるべきだったか?」というテーマでこの一件を振り返り、元審判のペドロ・エンリケス氏は、この試合を裁いたマヌエル・モタ主審の判定は正しかったと判断したが、同じくラジオ局の『Renascenca』ではVARの審判員を務めるボラ・ブランカ氏、パウロ・ペレイラ氏が「モリタを退場させなかったのは、審判のミスである」との見解を示している。

 賛辞が贈られる一方でファウルを犯してしまった守田。意見は分かれるようだが、切り替えて、次戦のゲームを行なってもらいたいものだ。

構成●THE DIGEST編集部

【関連記事】森保ジャパンの下馬評は? 仏メディアが8強入りの可能性を“リアル予想”!「格上を排除するサプライズが必要」

【関連記事】なんと米メディアが早くもカタールW杯全試合の結果を徹底予想! 日本の結果、そして優勝国は!?

【関連記事】日本代表のW杯決勝T進出は「困難」と仏メディアが予想! 欧州で活躍中の鎌田には「カタールで輝くチャンス」と期待
NEXT
PAGE

RECOMMENDオススメ情報

MAGAZINE雑誌最新号