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W杯史上最大の衝撃!「勝率8.7%」サウジ金星で米データ社の番狂わせランキングトップに「アルゼンチンは反撃できなかった」

THE DIGEST編集部

2022.11.23

後半に逆転し、強豪アルゼンチンを破ったサウジアラビア。(C)Getty Images

 カタール・ワールドカップ(W杯)でFIFAランキング3位の強豪アルゼンチンが初戦を落とす波乱が起きた。

 現地時間11月22日の3日目、アルゼンチンはサウジアラビア(同ランク51位)と対戦。下馬評では、リオネル・メッシ率いるアルゼンチンが有利とされており、前半10分にそのエースがPKを落ち着いて決め先制。

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 だがアグレッシブに攻めたサウジアラビアは、後半開始早々の48分にサレー・アル・シェハリ、5分後の53分にサレム・アル・ドサリがゴールを挙げ一気に逆転に成功。最後までこの得点差を守り切ったサウジアラビアが、大金星を挙げた。

 このまさかの展開に世界の各メディアは驚きを隠しきれない。米データ会社『Gracenote』は「W杯史上最大の番狂わせランキング」を用いて、同試合が1位を記録したと報じた。1950年に「勝率9.5%」の米国がイングランドに1対0で勝利した試合を塗り替え、「勝率8.7%」の奇跡を巻き起こしたという。
 
 同メディアによれば、「アルゼンチンが先制し、試合を優位に進めたものの、ハーフタイム直後の5分間でサウジアラビアの2ゴールに衝撃を受けた」と驚きをもってレポートし、こう続けた。

「サウジアラビアの2点目から45分以上のプレー時間があったが、アルゼンチンは反撃できず。ワールドカップ史上最大のショックは事実となった」

 始まったばかりのW杯。波乱のゲームは、まだ起こりそうな雰囲気が漂う。

構成●THE DIGEST編集部

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