日本人の真面目さに世界のメディアが注目している。

　カタール・ワールドカップ（W杯）で開幕以来、連日のように海外メディアを賑わせる日本人サポーター。開幕戦後に、自らの席だけでなく周囲のゴミを拾う勤勉さに海外のインフルエンサーがスポットを当てると、SNSを介してみるみるうちに世界中へと広まった。

【画像】「これがW杯の真の王者だ！」日本人サポーターがゴミを拾う姿をチェック

　開幕戦だけにとどまらず、劇的な勝利を収めたドイツ戦、さらに現地時間11月27日のコスタリカ戦でも日本人はゴミ袋を手に会場を清掃したのだ。試合の結果に一喜一憂せず会場を綺麗にする様子に「これがW杯の真の王者だ！日本のサポーターはコスタリカに負けてもスタジアムの清掃で残り、ネット上でファンを増やしている」と英タブロイド紙『Daily Mail』が伝えている。
  　81分にケイセル・フレールのループ気味のシュートでネットを揺らされ、０対１で敗れた日本。下馬評を覆され、多くのファンが下を向いたにもかかわらず、スタジアムで声援を送った日本のサポーターは最後まで役割を全うしたようだ。同メディアによれば、「多くのサッカーファンが取り乱すなか、日本のサポーターは、カタールのアフマド・ビン・アリ・スタジアムの後片付けをして素晴らしさを示した」と称えており、こう続けた。

「これまでの国際大会でも同じように善意の行動で評判を得ており、その立派な振る舞いはすでに中東でも称賛を受けている」

　日本サポーターの善行が大きく注目されている今大会。現地時間12月１日のドイツ戦では、これまで重ねた善行が報われることを願いたい。

構成●THE DIGEST編集部

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