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「スペインは日本にとって強すぎる」各国が混戦E組を大予測! 森保Jの勝率は12%!? ドイツ国内はいまだ“陰謀論”で疑心暗鬼に?【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.01

最終戦でグループ最大の強敵スペインと対戦する日本。次ラウンド進出を懸けた大一番だ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 カタール・ワールドカップのグループリーグ最終節、日本代表は決勝トーナメント進出を懸けて首位スペインと対戦する。

 現地時間12月2日に行なわれる一戦、日本は勝てば無条件で、引き分けた場合は同時刻に行なわれるドイツ対コスタリカ戦も引き分けとなれば、次ラウンド進出が決まるが、強敵相手に勝点を奪うのは簡単なことではない。

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 多くの海外メディアも同様の見方を示しており、英国の日刊紙『Evening Standard』は「日本は素晴らしい形でドイツを破ったが、コスタリカ戦で自ら勢いを手放してしまった。プレッシャーのかかった状態は、スペイン戦に臨むことになるブルーサムライにとって有利には働かないかもしれない。一方、スペインはここまで8得点と強い印象を与えており、十分に勝てる」と、日本の苦戦を予想している。

 英国公共放送『BBC』は、元イングランド代表で現在はコメンテーターを務めるクリス・サットンが「コスタリカ戦の敗北で、日本が勝ち上がる可能性は消えてしまったのでないかと思う。日本にとって、引き分けでも十分ではないが、彼らがスペインを下すとは全くもって思えない。スペインは今大会で最高のプレーをしており、日本にとっては強すぎる」と、ネガティブな展望を示した。

 同国のスポーツ専門サイト『Sports Mole』は、日本について「過去の2戦で相反する姿を見せたこともあり、スペイン戦の試合に向けていかなるプレーをするかは未知数の部分がある。森保一監督率いるエネルギッシュなチームは、ドイツ戦のようにアンダードッグの立場を楽しみ、ドーハで別の衝撃を生み出すことを目指す」、スペインについては「ルイス・エンリケ監督がスタメンを変更したとしても、日本に対して仕事を成し遂げるのに十分なクオリティを持っている」と、それぞれ綴っている。

 データサイト『Opta』によるデータを基に分析を行なうメディア『Opta Analyst』は、日本の勝利の確率が「12.3%」であり、引き分けは「20.6%」と算出。「森保監督は引き分けを狙うだろう」と予想するが、「67.1%」の確率で勝つと見ているスペインについては「勝利以外の結果は驚きである」。なお、同メディアは「不安定な状況にある」日本のキーマンとして、守備のリーダーである吉田麻也を挙げた。
 
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「我々が一番に考えているのは日本に勝つこと。決勝Tの対戦相手がどこかは後で知ることになる」