立て続けに大国をのみ込んだサムライブルーの勢いは、ライバルにとっても脅威だ。
現地時間12月1日にカタール・ワールドカップのグループステージ(E組)最終戦が行なわれ、日本代表はスペイン代表に2-1で逆転勝利。史上初となる2大会連続での決勝トーナメント進出を決めた。
見事な挽回劇だった。立ち上がりの11分にアルバロ・モラタにヘディングシュートを決められて1点を失った日本。しかし、0-1で迎えた後半に一気呵成の攻撃を展開。48分に堂安律が同点ゴールを決めると、3分後には田中碧が身体を張ったヘッドでゴールにねじ込んだ。
初戦のドイツ戦に続き、今大会2度目のジャイアントキリングを成功させた森保ジャパン。そんな日を追うごとに自信を深めているチームが、現地時間12月5日に行なわれる“鬼門”のラウンド・オブ16で対峙するのは、名手揃いのクロアチアだ。
ワールドカップにおける過去2度(1998年、2006年)の対戦は1分け1敗の難敵は、ルカ・モドリッチやイバン・ペリシッチなど前回大会準優勝メンバーを軸に、まさに円熟期にある。とりわけ中盤は世界でも指折りのタレント陣を誇っており、当然ながら容易に倒せる相手ではない。
もっとも、クロアチア国内では、ドイツとスペインを倒してのし上がってきたサムライブルーの存在にやりづらさを感じる声もあるようだ。日刊紙『24 sata』は「日本はヨーロッパ的なサッカーセンスを持った真面目なチームだ。そして、今大会の彼らは本当に何も恐れていない」とし、次のように対戦の行方を予測した。
「日本はワールドカップに7回連続で出場しているが、これまで一度もラウンド16を突破した経験がない。それだけに、我々の前には、限界を越えようと“燃えている”相手が待っているだろう。ヨーロッパの強豪リーグで経験を積んだ選手も多い彼らとの対戦は、簡単な戦いではない」
また、国内の識者も警戒を強めている。スポーツ紙『Sportske』の論客を務めている元クロアチア代表MFのイバン・レコは、「勝利するためには、ふたたびトップレベルのゲームが必要なのは明らかだ」と断言。そして、こう強調した。
「我々には、あらゆる戦術、ディフェンス力、そして勇気があり、試合のために必要なものはすべて持っている。それはスマートなプレーで突進してくる日本人にとって最高の薬になる。彼らにはボールを渡さずに、スペースも奪う必要がある。これは言うは易く行うは難し、だ。しかし、繰り返すが、私たちには言葉を実行するために必要なものをすべて揃っている」
いまだベスト8にまで達した経験がない日本。はたして、戦うたびに団結と自信を深めてきた森保ジャパンは、クロアチアという実力派集団を打ち破り、サッカー史にあらたな記録を刻めるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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見事な挽回劇だった。立ち上がりの11分にアルバロ・モラタにヘディングシュートを決められて1点を失った日本。しかし、0-1で迎えた後半に一気呵成の攻撃を展開。48分に堂安律が同点ゴールを決めると、3分後には田中碧が身体を張ったヘッドでゴールにねじ込んだ。
初戦のドイツ戦に続き、今大会2度目のジャイアントキリングを成功させた森保ジャパン。そんな日を追うごとに自信を深めているチームが、現地時間12月5日に行なわれる“鬼門”のラウンド・オブ16で対峙するのは、名手揃いのクロアチアだ。
ワールドカップにおける過去2度(1998年、2006年)の対戦は1分け1敗の難敵は、ルカ・モドリッチやイバン・ペリシッチなど前回大会準優勝メンバーを軸に、まさに円熟期にある。とりわけ中盤は世界でも指折りのタレント陣を誇っており、当然ながら容易に倒せる相手ではない。
もっとも、クロアチア国内では、ドイツとスペインを倒してのし上がってきたサムライブルーの存在にやりづらさを感じる声もあるようだ。日刊紙『24 sata』は「日本はヨーロッパ的なサッカーセンスを持った真面目なチームだ。そして、今大会の彼らは本当に何も恐れていない」とし、次のように対戦の行方を予測した。
「日本はワールドカップに7回連続で出場しているが、これまで一度もラウンド16を突破した経験がない。それだけに、我々の前には、限界を越えようと“燃えている”相手が待っているだろう。ヨーロッパの強豪リーグで経験を積んだ選手も多い彼らとの対戦は、簡単な戦いではない」
また、国内の識者も警戒を強めている。スポーツ紙『Sportske』の論客を務めている元クロアチア代表MFのイバン・レコは、「勝利するためには、ふたたびトップレベルのゲームが必要なのは明らかだ」と断言。そして、こう強調した。
「我々には、あらゆる戦術、ディフェンス力、そして勇気があり、試合のために必要なものはすべて持っている。それはスマートなプレーで突進してくる日本人にとって最高の薬になる。彼らにはボールを渡さずに、スペースも奪う必要がある。これは言うは易く行うは難し、だ。しかし、繰り返すが、私たちには言葉を実行するために必要なものをすべて揃っている」
いまだベスト8にまで達した経験がない日本。はたして、戦うたびに団結と自信を深めてきた森保ジャパンは、クロアチアという実力派集団を打ち破り、サッカー史にあらたな記録を刻めるだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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