カタール・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦、ポルトガル代表はスイス代表を6-1という圧倒的なスコアで一蹴し、その強さを示してみせたが、得点者の中にチームの大エースであるクリスチアーノ・ロナウドの名前はなく、彼の代わりとしてスタメン入りを果たしたゴンサロ・ラモスがハットトリックを達成したことが、大きな話題となっている。
【動画】ロナウド代役の21歳がハットトリックの大爆発! ポルトガルの新星をチェック 試合開始から17分、21歳の新鋭ストライカーはペナルティーエリア左側でボールを受けると、マーカーにつかれた状態で迷わず左足を振り抜き、大会屈指の守護神といわれたヤン・ゾマーの頭上を撃ち抜いて先制ゴールをゲット。51分にはクロスをニアで巧みに合わせて加点し、4分後には優しいスルーパスでラファエル・ゲレイロのゴールをお膳立てする。そして67分にはスルーパスを受け、ゾマーとの1対1を難なく制して3点目を挙げた。
今季、ベンフィカでここまで公式戦14ゴールを記録し、今年9月の親善試合ナイジェリア戦で初めてA代表招集を受けていきなり1ゴール・1アシストを記録したラモスは、W杯ではガーナ戦で3分間、ウルグアイ戦で9分間の出場に止まっていたが、代表キャップ4戦目で初先発出場を果たすと、今大会第1号のハットトリック達成という偉業を成し遂げてみせた。
試合後、「ノックアウトステージでスタメンに入れるなんて、夢にも思わなかった」とピッチに立てたことだけでも驚きだったというラモスだが、「なんと言えばいいのか分からない。これは夢だ。ただ、ここでは全ての物事がとても速く進んでいくから、もう次の試合に集中しないといけない。出場の有無については、僕にはどうすることもできないこと。可能な限り一生懸命やるだけだ」と、気持ちを次に切り替えている。
クラブレベルだけでなく、代表チーム、それも大舞台においていきなり鮮烈な印象を見る者に与えたラモスには、「ニューヒーロー誕生」「ポルトガルの超新星」「新たな希望」といった声が上がり、世界中のメディアがこのベンフィカ育成上がりの選手にスポットライトを当てているが、同時にこの試合で74分間ベンチを温めた大エースを引き合いに出した、「ロナウドの後継者」と表現も多くなされ、そこから「もうロナウドは必要ない」「ロナウドって誰?」という背番号7の“不要論”がより多く叫ばれるようになってきた。
【動画】ロナウド代役の21歳がハットトリックの大爆発! ポルトガルの新星をチェック 試合開始から17分、21歳の新鋭ストライカーはペナルティーエリア左側でボールを受けると、マーカーにつかれた状態で迷わず左足を振り抜き、大会屈指の守護神といわれたヤン・ゾマーの頭上を撃ち抜いて先制ゴールをゲット。51分にはクロスをニアで巧みに合わせて加点し、4分後には優しいスルーパスでラファエル・ゲレイロのゴールをお膳立てする。そして67分にはスルーパスを受け、ゾマーとの1対1を難なく制して3点目を挙げた。
今季、ベンフィカでここまで公式戦14ゴールを記録し、今年9月の親善試合ナイジェリア戦で初めてA代表招集を受けていきなり1ゴール・1アシストを記録したラモスは、W杯ではガーナ戦で3分間、ウルグアイ戦で9分間の出場に止まっていたが、代表キャップ4戦目で初先発出場を果たすと、今大会第1号のハットトリック達成という偉業を成し遂げてみせた。
試合後、「ノックアウトステージでスタメンに入れるなんて、夢にも思わなかった」とピッチに立てたことだけでも驚きだったというラモスだが、「なんと言えばいいのか分からない。これは夢だ。ただ、ここでは全ての物事がとても速く進んでいくから、もう次の試合に集中しないといけない。出場の有無については、僕にはどうすることもできないこと。可能な限り一生懸命やるだけだ」と、気持ちを次に切り替えている。
クラブレベルだけでなく、代表チーム、それも大舞台においていきなり鮮烈な印象を見る者に与えたラモスには、「ニューヒーロー誕生」「ポルトガルの超新星」「新たな希望」といった声が上がり、世界中のメディアがこのベンフィカ育成上がりの選手にスポットライトを当てているが、同時にこの試合で74分間ベンチを温めた大エースを引き合いに出した、「ロナウドの後継者」と表現も多くなされ、そこから「もうロナウドは必要ない」「ロナウドって誰?」という背番号7の“不要論”がより多く叫ばれるようになってきた。