カタール・ワールドカップ(W杯)は現地12月9日に準々決勝の2試合が行なわれ、クロアチア対ブラジルは1対1からのPK戦の末に、クロアチアが2大会連続のベスト4の座を掴み取った。
ブラジルの4人目、マルキーニョスが放ったシュートがポストを直撃し弾き出された瞬間、ピッチには残酷なほどの明暗が分かれた。戦前不利が伝えられていたクロアチアの選手たちが大喜びする一方で、優勝候補最右翼と謳われたブラジルの選手の多くがピッチ上に崩れた。
【動画】「スポーツマンシップに溢れた瞬間」クロアチア代表ペリシッチの息子レオくんが、失意のネイマールを慰める
なかでも失意の底に沈んでいたのがエースのネイマールだった。痛々しいほどの消沈ぶりに、周囲の選手たちのサポートがなければ立ち上がれず、試合後しばらくしてようやくピッチを後にしようとしていた。そんな折に、クロアチアのユニホームを着たひとりの少年がネイマールに向かって歩み寄る。一旦は係員によって制止されたものの、ネイマール自ら歩み寄ってしっかりと握手。別れ際にはハグを交わした。
一連のシーンについて、米メディア『The Athletic』のサッカー専門公式ツイッターが動画とともに投稿。「ワールドカップでブラジルがクロアチアに敗れた後、イヴァン・ペリシッチの息子はネイマールに駆け寄って彼を慰めた」と綴り、同メディアのデイビッド・オーンスタイン記者もクロアチア代表MFペリシッチの息子レオくんが傷心のネイマールを気遣った思いやりに満ちた行動だったと説明している。
投稿には「美しく素敵な瞬間」「純粋な心のこもった思いやりとスポーツマンシップに溢れた瞬間です」「まさにフェアプレー」「これは心に残るシーン」などと、大きな反響を呼んでおり、敗れた後に駆け寄ったペリシッチの息子に対して優しくハグをしたネイマールにも「フットボールマン」「ネイマール優しい」「子どもに紳士的に接するスーパースターに感服」などと称賛の声が上がっている。
構成●THE DIGEST編集部
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なかでも失意の底に沈んでいたのがエースのネイマールだった。痛々しいほどの消沈ぶりに、周囲の選手たちのサポートがなければ立ち上がれず、試合後しばらくしてようやくピッチを後にしようとしていた。そんな折に、クロアチアのユニホームを着たひとりの少年がネイマールに向かって歩み寄る。一旦は係員によって制止されたものの、ネイマール自ら歩み寄ってしっかりと握手。別れ際にはハグを交わした。
一連のシーンについて、米メディア『The Athletic』のサッカー専門公式ツイッターが動画とともに投稿。「ワールドカップでブラジルがクロアチアに敗れた後、イヴァン・ペリシッチの息子はネイマールに駆け寄って彼を慰めた」と綴り、同メディアのデイビッド・オーンスタイン記者もクロアチア代表MFペリシッチの息子レオくんが傷心のネイマールを気遣った思いやりに満ちた行動だったと説明している。
投稿には「美しく素敵な瞬間」「純粋な心のこもった思いやりとスポーツマンシップに溢れた瞬間です」「まさにフェアプレー」「これは心に残るシーン」などと、大きな反響を呼んでおり、敗れた後に駆け寄ったペリシッチの息子に対して優しくハグをしたネイマールにも「フットボールマン」「ネイマール優しい」「子どもに紳士的に接するスーパースターに感服」などと称賛の声が上がっている。
構成●THE DIGEST編集部
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