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「歴代で最も予測不可能な大会だ」日本代表のドイツ&スペイン撃破の衝撃に海外注目! 今年最大の番狂わせ10選にチョイス【W杯】

THE DIGEST編集部

2022.12.16

ドイツ戦、スペイン戦と同点弾を叩き込んだ堂安。日本を熱狂の渦に巻き込んだ。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部/JMPA代表撮影)

 2022年も残すところ約2週間となったが、今年のスポーツ界を振り返ると、北京五輪から、カタール・ワールドカップ(W杯)まで大きな国際スポーツイベントが世界中を賑わし、記憶そして記録に残る1年となった。どのスポーツイベントにおいても、波乱や番狂わせはつきものだが、とりわけ現在開催されているW杯は番狂わせの連続で大会を大いに盛り上げている。そんな中、インドメディア『Firstpost』は今年のスポーツ界における最大の番狂わせ10選にセレクトした。

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 その多くはクリケットの国際大会T20ワールドカップやテニス、バドミントンなど自国で人気のスポーツの番狂わせを取り上げている。バドミントンでは、10月に開催されたBWFワールドツアー・フランスオープン準々決勝男子ダブルスで、自国の選手が、世界ランキング上位の日本代表、保木卓朗/小林優吾ペアに勝ったことも番狂わせの話題として、選出した。

 一方カタールW杯では、インドはアジア2次予選で破れ最終予選に進出はできなかったものの、本大会での番狂わせに強い関心を示し、サウジアラビアのアルゼンチン戦の勝利、日本によるドイツ・スペイン撃破を取り上げた。

 アルゼンチンは準決勝でクロアチアを破り、現在、17日(現地時間)に行なわれるフランスとの決勝戦を控えている。そのアルゼンチン(FIFAランク3位)がサウジアラビア(同51位)に敗れたのだから、大会史上最大の番狂わせと言っても過言ではないだろう。

 そして、日本がドイツ、スペインという2大強豪を破ったことも、今大会における大きな衝撃を残した。同メディアは「2022年FIFAワールドカップは、世界最大級のスポーツイベントの中で最も予測不可能な大会として記憶されるだろう。そして、日本が元世界チャンピオンのスペインとドイツを含むグループの首位に立ち、ドイツが2大会連続で1次リーグ敗退を喫したことほど、この点を強調しているものはないだろう」と言及している。

 スポーツにおける番狂わせは時に観客を興奮させ、よりスポーツの醍醐味を味わえるのは確かだ。来年も世界中で多くの国際大会が開催される。果たしてどのような番狂わせが各競技で見られるのか、楽しみである。

構成●THE DIGEST編集部
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