新たに参戦する日本人プレーヤーたちが、スコットランド国内を賑わせている。

　去る11月23日にセルティックに完全移籍した小林友希。前田大然や古橋亨梧の活躍によって市場価値が高まっているJリーグからの移籍ということもあり、新たな名門の一員となった22歳の評価も上々なようだ。
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　現地時価12月20日、スコットランドの専門サイト『Football Scotland』は、セルティックに合流した小林について「コバヤシはヴィッセル神戸からアンジ・ポステコグルーが日本の移籍市場に再び足を踏み入れたことで獲得してきた選手だ」と報道。気になるデビュー時期については、欧州の移籍マーケットがオープンとなる1月１日まで待たなければならないとしたうえで、「彼は1月2日に行なわれるレンジャーズとのグラスゴー・ダービーで洗礼を受けることになるかもしれない」と予想している。

　また、同サイトは同時期に加入したカナダ代表戦士のアリスター・ジョンストンとともに「新しいチームメイトにうまく溶け込んでいる」とクラブ内での印象を記し、セルティックのスウェーデン代表DFカール・スタルフェルトによる「彼らは本当にいいやつらだ。ポジティブな性格でエネルギーに満ち溢れている。チームに貢献してくれるだろう」とのコメントも紹介している。
  　そして、小林と同じくヴィッセル神戸から、スコットランドリーグへの移籍が有力視されているのが、21歳の小田裕太郎だ。同サイトでは21日（現地）に小田がハーツと契約合意に至ったことを伝えるニュースを配信している。

　小田について「ハーツと6桁の移籍金で合意した」と報じる同サイトは、「この21歳の選手は昨シーズン、所属クラブで躍進を遂げ、自国のユースチームでの活躍などから『日本のエムバペ』というニックネームで呼ばれるようになった」と秘めたるポテンシャルに熱視線を向けた。

　もっとも、小田については正式合意に至ったわけではない。同サイトも本人とは個人的な条件で選手と合意したとしながらも「1月の移籍を完了させるためには、これからさまざまな手続きを切り抜けなければならないだろう」と見込んでいる。

　両選手ともまだ20代前半と、プレーヤーとして成長を遂げる可能性は計り知れない。若きサムライたちが欧州の地で躍動する姿はもうすぐみられるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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