サッカー界に話題を提供し続けるサウジアラビアの強豪クラブが、驚愕のマネーゲームを新たにぶち上げた。
ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドの獲得で世界的な知名度を一気に引き上げたサウジアラビアの強豪アル・ナスル。そんな強豪クラブに負けじと、同じサウジアラビアの名門クラブであるアル・ヒラルが、カタール・ワールドカップで36年ぶり3度目の優勝を果たし、大会MVPに輝いたアルゼンチン代表の主将リオネル・メッシの獲得に乗り出したと、スペイン紙『Mundo Deportivo』が報じた。
現地12日に同紙は「サウジアラビアのアル・ヒラルが7度のバロンドール受賞者に、魅力的な金額を提示する準備が整った。世代を超えたライバルであるクリスティアーノ・ロナウドを抜いて世界最高額の選手となる」という驚愕の記事を掲載した。同紙によると、アル・ヒラルは年俸2億4500万ポンド(約386億円)を用意し、もし実現すればC・ロナウド以上の巨額契約になるという。
アル・ヒラルはアル・ナスル最大のライバルとされており、国内では両チームの試合はメッシとC・ロナウドが大活躍したバルセロナとレアル・マドリーのような"エル・クラシコ"に相当する。C・ロナウドの獲得で勢いに乗るアル・ヒラルに対し、彼以上の大物獲得を目指し、パリ・サンジェルマンに所属するスーパースターに関心を持ったと伝えられている。
同じくスペイン紙『Marca』によると、メッシは現在サウジアラビアの観光大使を務めているため、すでにサウジアラビアと深い関係があるという。理由として、同国の観光地や旅行のプランニングを紹介しているサイト『Visit Saudi』にメッシのメッセージが記載されていると指摘する。
事実、同サイトには「あなたの内なるスリルを解き放ち、想像を絶するものを発見することを望んでいる」とアルゼンチンに36年ぶりの歓喜をもたらしたレジェンドの言葉が並び、サウジアラビア各地の観光名所を紹介している。さらに『Marca』は、サウジアラビア政府が同国のサッカーを盛り上げるために、メッシとの契約資金をアル・ヒラルに援助する可能性があるとも報じている。
米経済誌『Forbes』のトム・サンダーソン記者は「サウジアラビアは現在、ギリシャ、エジプトと並んで2030年のワールドカップ開催を準備しており、史上最高のサッカー選手二人が国内リーグで競演となれば、自国に大きく有利に働くことになる」と予測。経済面でも、さらなる効果を促進すると述べている。
さらに、同記者は現地19日にメッシがパリ・サンジェルマンの一員として、アル・ヒラルとアル・ナスルの合同チームとの親善試合に注目。アル・ヒラルはこの機会を利用してメッシに具体的な契約を提示することができると主張。移籍の前兆となる可能性があると見解を立てている。
英国の老舗紙『Daily Mail』もこの動きを察知し、メッシの父ホルヘさんがアル・ヒラルと契約について話し合うために、サウジアラビアの首都リヤドに滞在と報じている。
近代サッカーを長く牽引してきた二人のスーパースター。メッシとC・ロナウドの対決が、欧州トップリーグから西アジアへと舞台を移して再び実現するのか。まだ噂の段階とはいえ、サッカーファンにとっては夢のある話題であることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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ポルトガル代表クリスチアーノ・ロナウドの獲得で世界的な知名度を一気に引き上げたサウジアラビアの強豪アル・ナスル。そんな強豪クラブに負けじと、同じサウジアラビアの名門クラブであるアル・ヒラルが、カタール・ワールドカップで36年ぶり3度目の優勝を果たし、大会MVPに輝いたアルゼンチン代表の主将リオネル・メッシの獲得に乗り出したと、スペイン紙『Mundo Deportivo』が報じた。
現地12日に同紙は「サウジアラビアのアル・ヒラルが7度のバロンドール受賞者に、魅力的な金額を提示する準備が整った。世代を超えたライバルであるクリスティアーノ・ロナウドを抜いて世界最高額の選手となる」という驚愕の記事を掲載した。同紙によると、アル・ヒラルは年俸2億4500万ポンド(約386億円)を用意し、もし実現すればC・ロナウド以上の巨額契約になるという。
アル・ヒラルはアル・ナスル最大のライバルとされており、国内では両チームの試合はメッシとC・ロナウドが大活躍したバルセロナとレアル・マドリーのような"エル・クラシコ"に相当する。C・ロナウドの獲得で勢いに乗るアル・ヒラルに対し、彼以上の大物獲得を目指し、パリ・サンジェルマンに所属するスーパースターに関心を持ったと伝えられている。
同じくスペイン紙『Marca』によると、メッシは現在サウジアラビアの観光大使を務めているため、すでにサウジアラビアと深い関係があるという。理由として、同国の観光地や旅行のプランニングを紹介しているサイト『Visit Saudi』にメッシのメッセージが記載されていると指摘する。
事実、同サイトには「あなたの内なるスリルを解き放ち、想像を絶するものを発見することを望んでいる」とアルゼンチンに36年ぶりの歓喜をもたらしたレジェンドの言葉が並び、サウジアラビア各地の観光名所を紹介している。さらに『Marca』は、サウジアラビア政府が同国のサッカーを盛り上げるために、メッシとの契約資金をアル・ヒラルに援助する可能性があるとも報じている。
米経済誌『Forbes』のトム・サンダーソン記者は「サウジアラビアは現在、ギリシャ、エジプトと並んで2030年のワールドカップ開催を準備しており、史上最高のサッカー選手二人が国内リーグで競演となれば、自国に大きく有利に働くことになる」と予測。経済面でも、さらなる効果を促進すると述べている。
さらに、同記者は現地19日にメッシがパリ・サンジェルマンの一員として、アル・ヒラルとアル・ナスルの合同チームとの親善試合に注目。アル・ヒラルはこの機会を利用してメッシに具体的な契約を提示することができると主張。移籍の前兆となる可能性があると見解を立てている。
英国の老舗紙『Daily Mail』もこの動きを察知し、メッシの父ホルヘさんがアル・ヒラルと契約について話し合うために、サウジアラビアの首都リヤドに滞在と報じている。
近代サッカーを長く牽引してきた二人のスーパースター。メッシとC・ロナウドの対決が、欧州トップリーグから西アジアへと舞台を移して再び実現するのか。まだ噂の段階とはいえ、サッカーファンにとっては夢のある話題であることは間違いない。
構成●THE DIGEST編集部
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