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日本代表の新たなCBに推す声も! セルティック小林友希のパフォーマンスを現地メディアも高評価!「ポステコグルーが嬉しい悩みを抱える」

THE DIGEST編集部

2023.01.27

デビュー以来、公式戦で2勝に貢献した小林。早くも代表に推す声も上がり始めている。(C) Getty Images

 新天地での評価は高まり続けている。

 昨年11月、ヴィッセル神戸からスコットランドランド・リーグのセルティックへ移籍した小林友希は、ここまで公式戦2試合にフル出場している。1月18日のプレミアシップ、セント・ミレン戦に先発でピッチに立ち、センターバックとして出場。チームも4対0で勝利したことで、鮮やかに同国デビューを飾った。

【動画】小林友希を絶賛したカナダ代表DFジョンストンの試合後インタビュー
 またその3日後、5対0と大勝したスコティッシュカップ4回戦グリノック・モートン戦でもスタメン出場、2試合連続でのクリーンシート達成に貢献している。

 古橋亨梧、前田大然、旗手怜央ら、Jリーグ出身選手を主力とするセルティックで、この冬に新たに加わった日本人プレーヤーが早くもチームの支柱となりつつあるとして、現地の評判も上々のようだ。

 専門メディア『Read Celtic』では、小林が出場した2試合を振り返りながら、戦力の充実ぶりを称賛している。

 同メディアは「セルティックのボス、アンジェ・ポステコグルーは、先日のセント・ミレン戦でユウキ・コバヤシをフープスでの初先発させたのは賭けだったかもしれない」とデビュー戦に起用した指揮官の心境を読み解きながら、「この日本人センターバックが4-0の勝利に貢献したことは、この判断が成功したことを示している」と綴っている。

 さらに「2試合に出場し2枚のクリーンシート、ディフェンダーにとってこれ以上のものはないだろう。今後は3人のセンターバックの中から選ぶことになるため、ポステコグルーはうれしい悩みを抱えることになった」として、小林がレギュラー争いに加わると予想。

 加えて同メディアは「週末のダンディー・ユナイテッド戦は、まだアウェーでのプレー経験がない彼にとって最も厳しいテストとなるだろうが、セルティック監督はコバヤシなら対応できると確信していることだろう」とアウェー戦デビューへの見込みを述べた。

 他にも『Vital Celtic』でも小林に賛辞を贈っており「今後、日本のセンターバックのファーストチョイスは、コバヤシとイタクラのペアになるだろう。それは日本代表の未来であり、セルティックにとっても有益なことだ」として、近い将来での代表入りが有力との見方も示している。

 リーグ連覇へひた走る名門の新たな戦力として、すでに国内メディアからもその実力を認められつつある小林。初の海外移籍で順調なスタートを切ることが出来た22歳は今後、さらなる飛躍を遂げるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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