現地時間1月27日に行なわれたFAカップ4回戦、プレミアリーグで首位を快走するアーセナルは2位のマンチェスター・シティと対戦し、64分にネイサン・アケのゴールを許して0-1で敗北。カラバオカップに続いて国内カップ戦敗退となった。
ライバルとの接戦を落とし、いよいよ狙えるタイトルが19年ぶりの国内リーグ制覇に絞られてしまった"ガナーズ"(アーセナルの愛称)だが、そのなかで冨安健洋は公式戦3試合ぶりのスタメン入り。右SBとして10月22日のプレミアリーグ・サウサンプトン戦以来となるフル出場を果たしている。
序盤にレアンドロ・トロサールからの横パスをダイレクトで叩いてチーム最初の得点機に絡んだほか、ルーズボールに対してアーリング・ハーランドがペナルティーエリアの外から放ったオーバーヘッドに対し、しっかりゴールをカバーするために素早く帰陣してこれを阻止するなど、攻守両面で印象的なプレーを見せた日本代表DF。だが、失点の場面では、対峙していたジャック・グリーリッシュにアケへのラストパスを許した。
そんな彼に対する現地メディアの評価を見ると、日刊紙『EXPRESS』は10点満点の採点で「8」のトロサールに次ぐチーム2番目タイの「7」を与え、寸評は「序盤にゴールになったかもしれないシュートを(GKシュテファン・オルテガに)セーブされた。全体的に、グリーリッシュに対しては良く対応した」とポジティブに綴られている。
一方、『Evening Standard』紙は「前半は良いプレーを披露したが、後半は調子が落ちていった。失点とその際に(自身がマークしていた)グリーリッシュからアケにボールが渡ったことに失望したことだろう」とネガティブな記述が多く、採点は及第点の「6」止まりとなった。
また、『THE Sun』紙も「立ち上がりにペナルティーエリアの端から放ったシュートは、オルテガにはね返された。ハーランドのオーバーヘッドをクリアするなど、適切なプレーを披露したが、グリーリッシュにうまくマークを外され、先制点の演出を許してしまった」と、やはり失点時についての言及を忘れていない。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版も、やはり他のDFの選手たち同様に及第点の「6」としたが、寸評は「攻撃では、ゴールを阻止されたシュート以外には何もチームにもたらせず、守備ではグリーリッシュへの対処に苦労した」という厳しいものに。サッカー専門サイト『90min』は「序盤、良いオーバーラップでチャンスを迎えた」と攻撃のみに言及し、こちらも「6」とした。
同じくサッカー専門サイトの『football.london』も「6」を与え、「序盤に貴重なゴールを決めそうになったが、それ以外では概して、自陣において堅実なプレーに終始。マンCの得点はトミヤスのサイドから生まれたものの、彼がそれを防ぐにためにできることはほとんど何もなかった」と、こちらは失点の責任を追及していない。
そして、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「グリーリッシュに対して上手い守備を見せ、前を向かせることや、1対1の仕掛けを許すことはほとんどなかった」と守備についてポジティブに評し、やはりこちらも採点は「6」だった。
他に採点だけのメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は他の多くのチームメイト(11人)と同じ「6」で、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では「6.09」と、トロサール、GKマット・ターナーに次ぐチーム3番目となる高い評価を得ている。
構成●THE DIGEST編集部
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ライバルとの接戦を落とし、いよいよ狙えるタイトルが19年ぶりの国内リーグ制覇に絞られてしまった"ガナーズ"(アーセナルの愛称)だが、そのなかで冨安健洋は公式戦3試合ぶりのスタメン入り。右SBとして10月22日のプレミアリーグ・サウサンプトン戦以来となるフル出場を果たしている。
序盤にレアンドロ・トロサールからの横パスをダイレクトで叩いてチーム最初の得点機に絡んだほか、ルーズボールに対してアーリング・ハーランドがペナルティーエリアの外から放ったオーバーヘッドに対し、しっかりゴールをカバーするために素早く帰陣してこれを阻止するなど、攻守両面で印象的なプレーを見せた日本代表DF。だが、失点の場面では、対峙していたジャック・グリーリッシュにアケへのラストパスを許した。
そんな彼に対する現地メディアの評価を見ると、日刊紙『EXPRESS』は10点満点の採点で「8」のトロサールに次ぐチーム2番目タイの「7」を与え、寸評は「序盤にゴールになったかもしれないシュートを(GKシュテファン・オルテガに)セーブされた。全体的に、グリーリッシュに対しては良く対応した」とポジティブに綴られている。
一方、『Evening Standard』紙は「前半は良いプレーを披露したが、後半は調子が落ちていった。失点とその際に(自身がマークしていた)グリーリッシュからアケにボールが渡ったことに失望したことだろう」とネガティブな記述が多く、採点は及第点の「6」止まりとなった。
また、『THE Sun』紙も「立ち上がりにペナルティーエリアの端から放ったシュートは、オルテガにはね返された。ハーランドのオーバーヘッドをクリアするなど、適切なプレーを披露したが、グリーリッシュにうまくマークを外され、先制点の演出を許してしまった」と、やはり失点時についての言及を忘れていない。
スポーツ専門サイト『VAVEL』の英国版も、やはり他のDFの選手たち同様に及第点の「6」としたが、寸評は「攻撃では、ゴールを阻止されたシュート以外には何もチームにもたらせず、守備ではグリーリッシュへの対処に苦労した」という厳しいものに。サッカー専門サイト『90min』は「序盤、良いオーバーラップでチャンスを迎えた」と攻撃のみに言及し、こちらも「6」とした。
同じくサッカー専門サイトの『football.london』も「6」を与え、「序盤に貴重なゴールを決めそうになったが、それ以外では概して、自陣において堅実なプレーに終始。マンCの得点はトミヤスのサイドから生まれたものの、彼がそれを防ぐにためにできることはほとんど何もなかった」と、こちらは失点の責任を追及していない。
そして、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は「グリーリッシュに対して上手い守備を見せ、前を向かせることや、1対1の仕掛けを許すことはほとんどなかった」と守備についてポジティブに評し、やはりこちらも採点は「6」だった。
他に採点だけのメディアでは、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は他の多くのチームメイト(11人)と同じ「6」で、英国公共放送『BBC』の視聴者による採点では「6.09」と、トロサール、GKマット・ターナーに次ぐチーム3番目となる高い評価を得ている。
構成●THE DIGEST編集部
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