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海外サッカー

伊紙がドイツで大活躍の日本人に熱視線! 今夏の「セリエA移籍最有力」とされた日本人は?「600万ユーロの価値がある」

THE DIGEST編集部

2023.02.13

独ブンデスリーグで躍動する鎌田(左)や伊藤(右)など、日本人選手の活躍に伊メディアが関心を示している。(C) Getty Images

独ブンデスリーグで躍動する鎌田(左)や伊藤(右)など、日本人選手の活躍に伊メディアが関心を示している。(C) Getty Images

 セリエA屈指の名門は、ドイツで躍動する日本人選手獲得に水面下で動いているようだ。

 先週の金曜日から日曜にかけ、ドイツのブンデスリーガ第20節が行なわれ、カタール・ワールドカップ(W杯)明けから5試合目となる一戦でも多くの日本人選手がピッチに立った。

 現地時間2月11日には、堂安律が所属するフライブルクが、遠藤航、伊藤洋輝、原口元気ら3選手を擁するシュツットガルトを2-1で撃破。また、ヴォルフスブルクと対戦したシャルケでは、カタールW杯で日本代表の主将を務めた吉田麻也がフル出場したほか、U-23チームからの昇格を果たした上月壮一郎も5試合連続でスタメン入り。試合はスコアレスドローだったものの、貴重な勝点1獲得に貢献した。

 現在ブンデスリーガ全体では10名の日本人がプレーし、それぞれが主力としての役割を担っている。毎年のように人数も増えるサムライのドイツでの存在感は増す一方だ。

 そんな大国で活躍する日本人に熱視線を注いだのが、イタリアの日刊紙『Corriere dello Sport』だ。同紙は現地2月11日に日本人プレーヤーの特集記事を配信し、カルチョへやって来る可能性のある選手たちをピックアップした。

 同紙はブンデスリーガで多くの日本人選手がプレーできる理由として「リーズナブルなコスト、信頼性、平均以上のパフォーマンス」と指摘。そのうえで「日本ブランドの選手は10人もいるが、最も有名なのはアイントラハト・フランクフルトの26歳、トップ下を務めるダイチ・カマダである。彼はリーグ戦で7ゴール、5アシストを記録している」と鎌田大地の異才ぶりを評した。
 
 他にも堂安律、板倉滉、浅野拓磨などの名前を挙げた同紙は「シュツットガルトの23歳をジャッロロッシのクラブが追っている」として、伊藤洋輝をセリエAのローマが獲得を目指していると報じている。

 同紙は、「ヒロキ・イトウは、現在では600万ユーロの価値がある。身長185センチ、左利き、2025年までの契約。中央のDFで、緊急時には左サイドバックもこなす。51試合出場、1ゴール2アシスト。6月にシュツットガルトを退団する可能性がある」と言及している。

 同メディアはローマが昨年11月、今年1月にも伊藤の獲得に動いたことも明かしている。今季はカタールW杯でもプレーし、クラブでも不動のレギュラーとしてチームを支えている伊藤。ブンデス2季目の若き日本人ディフェンダーの去就が、すでに他国からも注目されていることは確かのようだ。

構成●THE DIGEST編集部

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