現地時間2月18日に行なわれたプレミアリーグ第24節、ブライトンは0-1でフルアムに敗北。6試合ぶり(公式戦では8試合ぶり)の、そして2023年に入って初の黒星となった。
【動画】らしさ溢れる場面も!三笘薫がフルアムDFを翻弄したキレキレの切り返し
本拠地アメックス・スタジアムで主導権を握り、たびたび相手ゴールに迫ったブライトンだったが、アウェーチームの粘りの守りにゴールを挙げるまでには至らず。終了間際の88分に速攻からマノール・ソロモンに抜け出され、土壇場で決勝点を献上するとともに、順位争いのライバルに6位の座も譲ってしまった。
前節のクリスタル・パレス戦で徹底したマークを受けた三笘薫は、2列目左サイドで先発出場したこの一戦でも対策を講じられ、以前に比べて見せ場は半減。右足アウトサイドでの横パスでソリー・マーチの決定機を演出したほか、縦への突破で際どい場面(マーカーに寄せられて倒れるがノーファウル)を迎えたりもしたが、ボールを失う場面も少なくなく、プレーの範囲は制限された。
現地メディアの報道でも厳しい評価は悪目立ちした。英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は三笘に対し、10点満点の採点でチーム最高タイ、両チーム合わせると最優秀選手に選定された相手GKベルント・レノ(「8」)に次ぐ「7」を与えたが、記事中では「ミトマはマーカーのケニー・テテによって沈黙を保たれることとなった」と報じている。
また、英国公共放送『BBC』では、視聴者による採点ではチーム2番目の「7.23」という高評価となったのに対し、日刊紙『Daily Mail』ではチーム最低タイの「6」に止まった。ただ、どちらも記事内では言及はされていない点は共通しており、これがこの試合における三笘の存在感の薄さを物語っていると言えよう。
国外メディアでは、アメリカ大手放送局『NBC Sports』が、試合前に「レアンドロ・トロサールがアーセナルに移籍して以降、ミトマが注目を集めている」と報じていたが、試合後に彼をマークしたテテに言及するレポート内で、「ミトマはこれまで、ブライトンでセンセーショナルなプレーを披露していたが、テテは試合開始から90分まで守備を固め、日本のスピードスターを囲い込んだ」と強調した。
無論、ブライトンの地元メディアでも厳しい評価が並んだ。日刊紙『Sussex Express』は採点でチーム最低の「5」という評価を下し、寸評では「先週のクリスタル・パレス戦同様、少しばかりペースが落ちているように見えた。ミトマは以前に高い基準を設定したが、今は足踏み状態にある。そのボールプレーは貧弱なものだった」とネガティブな内容に終始している。
一方の『Sussex Live』も、「ミトマにはフラストレーションを感じた」「長い間、テテによって制御され、日本代表選手は飛躍するのに苦労した。ブライトンのユニホームを着て以来、最も乏しいパフォーマンスだった」と酷評し、こちらの採点はチーム単独最低の「5」。また、別の記事では「ミトマはフルアム戦で“オフ”を過ごした」と、やや皮肉を込めた記述もなされた。
構成●THE DIGEST編集部
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本拠地アメックス・スタジアムで主導権を握り、たびたび相手ゴールに迫ったブライトンだったが、アウェーチームの粘りの守りにゴールを挙げるまでには至らず。終了間際の88分に速攻からマノール・ソロモンに抜け出され、土壇場で決勝点を献上するとともに、順位争いのライバルに6位の座も譲ってしまった。
前節のクリスタル・パレス戦で徹底したマークを受けた三笘薫は、2列目左サイドで先発出場したこの一戦でも対策を講じられ、以前に比べて見せ場は半減。右足アウトサイドでの横パスでソリー・マーチの決定機を演出したほか、縦への突破で際どい場面(マーカーに寄せられて倒れるがノーファウル)を迎えたりもしたが、ボールを失う場面も少なくなく、プレーの範囲は制限された。
現地メディアの報道でも厳しい評価は悪目立ちした。英スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』は三笘に対し、10点満点の採点でチーム最高タイ、両チーム合わせると最優秀選手に選定された相手GKベルント・レノ(「8」)に次ぐ「7」を与えたが、記事中では「ミトマはマーカーのケニー・テテによって沈黙を保たれることとなった」と報じている。
また、英国公共放送『BBC』では、視聴者による採点ではチーム2番目の「7.23」という高評価となったのに対し、日刊紙『Daily Mail』ではチーム最低タイの「6」に止まった。ただ、どちらも記事内では言及はされていない点は共通しており、これがこの試合における三笘の存在感の薄さを物語っていると言えよう。
国外メディアでは、アメリカ大手放送局『NBC Sports』が、試合前に「レアンドロ・トロサールがアーセナルに移籍して以降、ミトマが注目を集めている」と報じていたが、試合後に彼をマークしたテテに言及するレポート内で、「ミトマはこれまで、ブライトンでセンセーショナルなプレーを披露していたが、テテは試合開始から90分まで守備を固め、日本のスピードスターを囲い込んだ」と強調した。
無論、ブライトンの地元メディアでも厳しい評価が並んだ。日刊紙『Sussex Express』は採点でチーム最低の「5」という評価を下し、寸評では「先週のクリスタル・パレス戦同様、少しばかりペースが落ちているように見えた。ミトマは以前に高い基準を設定したが、今は足踏み状態にある。そのボールプレーは貧弱なものだった」とネガティブな内容に終始している。
一方の『Sussex Live』も、「ミトマにはフラストレーションを感じた」「長い間、テテによって制御され、日本代表選手は飛躍するのに苦労した。ブライトンのユニホームを着て以来、最も乏しいパフォーマンスだった」と酷評し、こちらの採点はチーム単独最低の「5」。また、別の記事では「ミトマはフルアム戦で“オフ”を過ごした」と、やや皮肉を込めた記述もなされた。
構成●THE DIGEST編集部
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