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海外サッカー

「ネクスト三笘」の物色が進行中!? リバプール専門メディアは日本の20歳逸材大学生プレーヤーの獲得を主張!

THE DIGEST編集部

2023.02.22

持ち前のドリブル突破でプレミアリーグを席巻中の三笘。次なるミトマは現われるのか?(C) Getyy Images

持ち前のドリブル突破でプレミアリーグを席巻中の三笘。次なるミトマは現われるのか?(C) Getyy Images

 ブライトンの三笘薫がカタール・ワールドカップ以降、目を見張るような活躍をプレミアリーグの舞台で見せるようになってから、この世界最高峰の舞台においても、日本人選手は注目のブランドとなってきているようだ。

 【動画】徹底マークのなかでも切り裂く! 敗れるもフルアム戦でも魅せた三笘薫の鮮やかな切り返し!
 当然ながら三笘本人にも幾つかのクラブから関心が寄せられ、彼の去就が人々の興味の対象となっているが、一方で各クラブは「ネクスト三笘」を探し出すことにも熱中し、他の日本人選手の物色を行ない始めたという。先日は、英国紙『Daily Telegraph』が、オーストリアのLASKリンツでプレーするFW中村敬斗にリバプールやブライトンが獲得を視野に入れた調査を開始したと報じている。

 この件について、「リバプールが『ネクスト三笘』をスカウト」と報じた同クラブの専門サイト『LIVERPOOL.COM』は、「リバプールは『ネクスト三笘』を発掘するため『南野拓実の移籍』を繰り返すべきだ」と題した記事において、日本人選手の獲得がクラブに恩恵をもたらすことになると主張した。

 リバプールといえば、今季はブライトンにプレミアリーグ(0-3)、FAカップ(1-2)の両方で敗北を喫し、とりわけ三笘には右SBのトレント・アレクサンダー=アーノルドが完全に打ち負かされ、またFA杯では終了間際に美技での決勝ゴールを食らうなど痛い目に遭っているが、振り返れば2019年10月、チャンピオンズ・リーグでレッドブル・ザルツブルクと対戦した際、1得点1アシストを記録した南野に苦しめられると、その約2か月後にはこの日本代表を自チームに迎え入れている。

 725万ポンド(約10億円)の移籍金で加入した南野は、ユルゲン・クロップ監督の主戦力とはならなかったが、カップ戦では貴重な働きを果たし、昨夏にモナコに新天地を求めた際には1300万ポンド(約21億円)を置き土産にしたことで、リバプールには十分な利益をもたらした。この成功例を知る同メディアは、南野とは違ってプレミアリーグでもブームを巻き起こすほどの好調ぶりを見せた三笘を「クラブにとって、持続可能でありながら、大きな財政的利益も得られる、賢明な補強戦略の象徴だ」と指摘した。
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