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海外サッカー

「セルティックの英雄になった」リーグ杯決勝で2発の殊勲者、古橋亨梧に現地メディアの激賞止まず! 指揮官、主将からも賛辞

THE DIGEST編集部

2023.02.28

昨シーズンに続きリーグ杯決勝で2発を叩き込んだ古橋。連覇に大きく貢献した。(C) Getty Images

昨シーズンに続きリーグ杯決勝で2発を叩き込んだ古橋。連覇に大きく貢献した。(C) Getty Images

 現地時間2月26日、スコットランド・リーグカップ決勝が行なわれ、セルティックが2-1で宿敵レンジャーズを下し、2年連続21回目の優勝を飾った。

【動画】前田、旗手のアシストから古橋が圧巻の2発! セルティックの連覇を引き寄せたゴールをチェック

 同カップ決勝では16回目となる伝統の「オールドファーム」が実現したハンプデン・パークでの一戦、44分にグレッグ・テイラーの左サイドのクロスがニアの前田大然を経てゴール前の古橋亨梧に合い、国内リーグでも首位を走るセルティックが先制。さらに56分にはアーロン・ムーイの縦パスで抜け出して旗手怜央の折り返しを、やはり古橋が倒れ込みながらも流し込んで2点目を挙げる。64分に1点を返されるも、最後までリードを守り切って今季初タイトルを獲得した。

 古橋は昨季決勝に続いて2ゴール、それぞれに前田、旗手のアシストがつくという、日本人選手が名を残すことになった決勝の後(岩田智輝も76分から交代出場)、最高殊勲者の古橋は「決勝で2点を決め、優勝できたことをとても嬉しく思いますが、このカップを勝ち取れたのは、チーム全員とファンのおかげです。今後、自分がより良い選手になり、チームに貢献するためには、まだまだ改善しなければならないことがたくさんあります。それは僕にとって最も重要なことです」と語っている。

 セルティックで3つ目のタイトルを獲得した日本人ストライカーはまた、自身のSNSに「このチームをとても誇りに思います」と英語で投稿したが、そんな彼をアンジェ・ポステコグルー監督は「キョウゴは今日、際立っていたが、彼は我々のチームに加わった時から際立っている」「ゴールは重要だが、それよりも重要なのは、彼がハードワークをしていることだ。彼はそれがチームにとって正しいことだと知っているから、他のストライカーとは違って猛烈に動き回っている」と称賛した。

 他にも「彼は対戦する相手を避けることなく、プレッシャーの下で対峙する。その動きはクレバーなものであり、またゴールのチャンスがあれば、彼は最前線で中央に立つことを望む」と指揮官の止むことのない賛辞を受けた背番号8に対しては、クラブも公式サイトで「キョウゴは再びハンプデンでゴールを挙げてヒーローに」と伝えている。

 現地メディアの報道では、スポーツ専門チャンネル『Sky Sports』が「セルティックを国内三冠に向けての軌道に乗せるためにスタメン復帰を果たした日本人ストライカーは、前半終了直前に先制点を挙げてセルティック・ファンを熱狂させ、ハーフタイム直後にはリードを2点に広げた」と報じた。

 一方、英国公共放送『BBC』は「昨季決勝ではハイバーニアンを自身の2得点で下した古橋は、“密猟者”としての2つゴールを挙げた他、スマートな動きで相手守備陣にとっては捉えどころのない存在であることを再び示し、キャプテンのカラム・マクレガーからは『特別な選手だ』と称賛を受けた」と綴っている。
 
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