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海外サッカー

「セルティックの英雄になった」リーグ杯決勝で2発の殊勲者、古橋亨梧に現地メディアの激賞止まず! 指揮官、主将からも賛辞

THE DIGEST編集部

2023.02.28

 また『BBC』は、この決勝の「最優秀選手」には当然ながら古橋を選定し、「他に誰か相応しい選手がいるだろうか? セルティックのストライカーは、ペナルティエリアでは相手にとって致命的な存在であり、再びチームの切り札になった」と、終始ポジティブにこの28歳を評した。

 スコットランドの全国紙『THE SCOTSMAN』は、「疲れ知らずの古橋が、ハンプデン・パークで再び違いを見せた」と称賛し、10点満点の採点ではチーム最高タイの「8」を与え、寸評では「いつものように、良い動きに末に良いフィニッシュ。常にポジショニングが良く、先制点は容易に決められたことだろう。また、ファイナルサードの動きと切れ味は抜群だった」と、ボールを持たないところでのプレーを高く評価している。

『THE SCOTTISH Sun』は、レンジャーズ側の見地から「古橋が44分にゴールを決める前、2、3回はその兆候を見せており、マイケル・ビール監督のチームは日本人ストライカーに注意を払い続けなければ後悔するだろうと思われたが、レンジャーズは何もせず、テイラーのクロスが入った際にも誰も危険を感じていないようだった」と報道。古橋の2点目については、「ボックス内ではマーカーの前に出るという、彼の“略奪者”の本能が示された」と表現した。

 また、『SCOTTISH DAILY EXPRESS』紙は、採点でこちらもチーム最高タイの「9」となり、「また新たなハンプデンでのダブルを達成するとともに、レンジャーズ相手の重要なゴールが習慣化しようとしている。リーグカップ制覇に貢献するために違いを示した、日本人ストライカーの日となった」と最高級の賛辞を贈っている。

 対して、『Daily Mail』紙は単独最高の「8」を古橋に与え、「セルティックの“お守り”はリーグカップ決勝で2年連続(チームの全得点となる)2ゴールを挙げて英雄になった」と他メディア同様に称賛しているが、こちらは「ハットトリックを達成する必要があった」と逸機も少なくなかったことへの指摘も忘れていない。

 最後に、グラスゴーの地元メディア『Glasgow Live』も「(前半に)レンジャーズの守備陣の(マークの)ずれを生じさせ、ベストチャンスを得たが、ヘディングシュートはクロスバーを越えた。しかし、ハーフタイム直前に大きなチャンスを掴み、再びダブルを達成した。冷静な“ダービー”でのプレーだった」と逸機にも言及したが、採点ではこちらも単独最高で「9」という高評価となった。

構成●THE DIGEST編集部
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