現地時間3月9日に行なわれたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド・オブ16のファーストレグで、レアル・ソシエダはローマに0-2で敗れた。
【動画】ELローマ戦、久保建英の華麗な突破のシーンをチェック!
奇しくも自国リーグで4位につける両チームの歴史上初対決が6万人を超える観衆を集めたオリンピコで実現。試合は名将ジョゼ・モウリーニョの講じた策がアウェーチームを苦しめ、ローマが13分にタミー・エイブラハムの巧みな身のこなしからのクロスを、ファーポストのステファン・エル・シャーラウィがジャンプして合わせ先制、そして終了間際の87分にはCKをマラシュ・クンブッラが打点の高いヘッドでゴールに叩き込んで追加点を奪った。
ローマにとっては大きな前進、一方のソシエダにとっては反省点が多かったこの一戦で、久保建英は久々に2トップの一角として先発出場を果たし、厳しいマークを受けながらも積極的な姿勢を貫き、ドリブルで右サイドからゴールに迫り、至近距離でのシュートを右ポストに当てるという惜しい場面を作り出している。
現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は「久保が素晴らしい個人技で同点ゴールを狙ったが、シュートはポストを叩いた。しかしこの日本人選手は、イマノル・アルグアシル監督のチームの中で、最も傑出した選手のひとりだった」と称賛し、3点満点の採点では、ソシエダのほとんどの選手が「1」止まりとなる中で、マルティン・スビメンディと並んで「2」の高評価を与えた。
また、ライブ実況の記事でも、前述の好機の場面を「日本人選手によるなんというプレー。久保のイマジネーションは、何でも可能にする」「最も明確なチャンスを作り出したのは、右サイドから素晴らしい動きを見せて、角度のないところからシュートを放った久保だった」と、賛辞をまじえて伝えている。
またバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保のパフォーマンスを「不屈の魂の進撃」と表現し、彼とMFミケル・メリノ、右SBのアンドニ・ゴロサベルの3人を「右サイドの良いトライアングル」としてその連係を高評価。個別評価の記事では「ベストプレーヤー」に選定し、「執拗」な久保のプレーについて「ポストを叩くシュート、相手DFのオウンゴールを誘発しそうなクロス、メリノのパスを受けて惜しいシュートを放った。彼は前線における攻撃の原動力となり、常に相手にとって危険な存在となった」と綴った。
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奇しくも自国リーグで4位につける両チームの歴史上初対決が6万人を超える観衆を集めたオリンピコで実現。試合は名将ジョゼ・モウリーニョの講じた策がアウェーチームを苦しめ、ローマが13分にタミー・エイブラハムの巧みな身のこなしからのクロスを、ファーポストのステファン・エル・シャーラウィがジャンプして合わせ先制、そして終了間際の87分にはCKをマラシュ・クンブッラが打点の高いヘッドでゴールに叩き込んで追加点を奪った。
ローマにとっては大きな前進、一方のソシエダにとっては反省点が多かったこの一戦で、久保建英は久々に2トップの一角として先発出場を果たし、厳しいマークを受けながらも積極的な姿勢を貫き、ドリブルで右サイドからゴールに迫り、至近距離でのシュートを右ポストに当てるという惜しい場面を作り出している。
現地メディアの評価を見ると、マドリードのスポーツ紙『MARCA』は「久保が素晴らしい個人技で同点ゴールを狙ったが、シュートはポストを叩いた。しかしこの日本人選手は、イマノル・アルグアシル監督のチームの中で、最も傑出した選手のひとりだった」と称賛し、3点満点の採点では、ソシエダのほとんどの選手が「1」止まりとなる中で、マルティン・スビメンディと並んで「2」の高評価を与えた。
また、ライブ実況の記事でも、前述の好機の場面を「日本人選手によるなんというプレー。久保のイマジネーションは、何でも可能にする」「最も明確なチャンスを作り出したのは、右サイドから素晴らしい動きを見せて、角度のないところからシュートを放った久保だった」と、賛辞をまじえて伝えている。
またバルセロナのスポーツ紙『MUNDO DEPORTIVO』は、久保のパフォーマンスを「不屈の魂の進撃」と表現し、彼とMFミケル・メリノ、右SBのアンドニ・ゴロサベルの3人を「右サイドの良いトライアングル」としてその連係を高評価。個別評価の記事では「ベストプレーヤー」に選定し、「執拗」な久保のプレーについて「ポストを叩くシュート、相手DFのオウンゴールを誘発しそうなクロス、メリノのパスを受けて惜しいシュートを放った。彼は前線における攻撃の原動力となり、常に相手にとって危険な存在となった」と綴った。