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海外サッカー

「最も大事な選手」指揮官、リーグ公式、専門サイト…三笘薫への賛辞止まず!「長期契約オファー」報道も今夏の去就は!?

THE DIGEST編集部

2023.03.16

直近のクリスタル・パレス戦でも決勝点をお膳立てしてみせた三笘。その勢いはとどまることを知らない。(C) Getty Images

直近のクリスタル・パレス戦でも決勝点をお膳立てしてみせた三笘。その勢いはとどまることを知らない。(C) Getty Images

 ブライトンは現地時間3月5日に順延されていたプレミアリーグ第8節でクリスタル・パレスと対戦し、1-0で勝利を収めた。三笘薫は決勝点をアシストして勝利に貢献している。この試合の前日会見で、ロベルト・デ・ゼルビ監督は三笘に言及し、この日本人選手がチームにとって不可欠な存在であることを強調していた。

【動画】左サイドからのカットイン→ディフェンス裏へ絶妙なスルーパス! 三笘薫の決勝アシストをチェック
「三笘は最後の25メートルのところで1対1に強いため、チームの極めて重要な部分を担っており、最も大事な選手のひとりだ」と称賛したイタリア人指揮官は、「我々には目標を達成するための残り3か月間の戦いがまだあり、移籍市場にについて話している時間はない」と語りながらも、「プレミアリーグでのファーストシーズンであることに価値があり、また彼が我々とともにもう1年一緒にプレーすることが重要である」と、去就について様々な噂が流れている三笘の残留を望んだ。

 これらのコメントは、プレミアリーグの公式サイトも「三笘がブライトンのスーパースターになった物語」と題した特集記事の中でも取り上げられているが、同記事は他にも、すっかり有名になった大学時代のエピソードの他、短期間で「アルビオン」の重要な存在となるまでの歩みを、本人や彼が関わった様々な人々の言葉を交えながら振り返っている。

 この記事の中では、香川真司(マンチェスター・ユナイテッド時代)、岡崎慎司(レスター時代)が記録した日本人のプレミアリーグにおける1シーズンの最多得点記録(6点)に並んだこと、また後者が在籍4シーズンで記録した通算14得点のほぼ半分に三笘が1年目の途中ですでに到達したことが綴られ、また川崎フロンターレ時代のボスである鬼木達監督の「0から100を出せる選手は一定数いるが、100から0に止まれる選手はなかなかいない」との賛辞なども紹介された。

 プレミアリーグも注目する三笘には、各方面からその能力を評価する声が止むことなく、元イングランド代表GKで、マンU、バーミンガム、WBA、ワトフォードなどでプレーしたベン・フォスターも、自身のユーチューブ・チャンネルで「三笘は信じられない選手だ。彼はチームの全てのプレーに関与している」と語っている(スポーツ専門サイト『sportskeeda』より)。

 また彼は、ブライトンについても「彼らは適切に補強を行なっており、それが現在、彼らが高順位(欧州カップ戦圏内に勝点5差の7位)リーグにいる理由だ。監督が去っても、(主力選手が)ヘッドハンティングされても、彼らは何も変わらなかった」と、グレアム・ポッター監督(現チェルシー)やレアンドロ・トロサール(現アーセナル)の引き抜きに遭っても、力を落とすことがなかったクラブとしての強さを称賛した。
 
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