ポッター監督の後を継いだデ・ゼルビ監督にとって重要な武器となり、クラブにトロサール放出を決意させる要因となった三笘は、まさにブライトン躍進の原動力のひとつと言えよう。そして、カタール・ワールドカップ後の活躍ぶりから一躍、移籍市場の人気銘柄となった彼の引き留めは、クラブにとっての最優先課題となり、サッカー専門サイト『90min』は「ブライトンが三笘に新たな長期契約をオファーする予定」と報じている。
 
　この記事の中で、「クラブと選手の代理人との間で最初の交渉が行なわれ、三笘はブライトンでのプレーに十分満足しているということで、合意は楽観視されている」「彼は１月の移籍市場でアーセナルから関心を持たれていたが、『シーガルズ』は移籍を許可されたトロサールとは異なり、この日本代表選手が売りに出されていないことが明らかにされた」と、更新の可能性は非常に高いことが示された。

　ブライトンのクラブ専門サイト『WE ARE BRIGHTON.COM』は、このニュースを受けて「Yes Please（よろしくお願いします）」と歓迎したが、これが他クラブの関心を止めるものとはならず、今後も三笘が好パフォーマンスを維持すれば、移籍専門記者のファブリツィオ・ロマーノ氏による「3500万ポンド（約56億円）以上」という価値はさらに上昇しながらも、それを上回るオファーがブライトンには届くことだろう。

構成●THE DIGEST編集部
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